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詩 向日葵

作者: Someday

To A.

最後の黄色は

少し冷たくなった夏風に

飛ばされて行き


モンシロチョウが

止まったひまわりの上には

もう一つも花びらが

残ってなかった


まるで夏の終わりを

告げるかのように


白い蝶は

遠くへ

遠くへ

飛んで行き


見上げた空は

眩しく

雲一つない真っ青だった


まだ微かにセミの鳴き声がする


この夏は

友達ともワイワイ騒いだし

アイスも食べ過ぎたけど

君には会えなかった


鮮やかな記憶が蘇る中

また溜息を吐いてしまう


会いたい

いや

やっぱり

会いたくないかも

Someday.

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