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異界の塔の奇怪兵

作者:服部遊季
目を覚ますと私はわけのわからぬ世界にいた。
記憶はどうやら無くしたらしい。
それはまあ、それでよいが。

此処は何処だ。

「コ…コ…堕……」

うまく言葉も喋れない。
というか身体もなんだかおかしいではないか。
うむ、私はどうやら人ではないようだ。
記憶喪失は気掛かりだが、とりあえずはこの世界の情報を集めるとしよう。

付き合ってもらうぞ、そこの目付きの悪い長髪の男よ。
1章
プロローグ
2019/05/02 16:39
私について
2019/05/02 19:03
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