29.天地争乱の章
天と魔の対立強まりければ、天は光、魔は闇。それぞれの最高神に仕えたりし者、2つの力分かれたり。青神、緑神は光に、赤神は闇に。
先手を打つは、闇の側。そこの最高神、赤神へと悪しき心埋められし悪魔を連れさせる。赤神、それらと共にモノリス通りて、天界へと昇り、そこの進行開始する。
やがて、天界、地獄の業火に包まれて、青神が水を当てしも消え去り、緑神が作りし物も燃え尽きる。光の最高神、指示出すのみでしばらく、これを眺めるが、やがては自ら君臨す。
だが、皆を圧倒させし赤神、有頂天になりしため、それには気付かず。初めに、悪魔を退くされたるは、すぐさま赤神を攻撃し、モノリスより魔界へと送還強いる。赤神、抵抗できず、それに従いたる。
続いて、光が闇を侵攻す。神々、聖杯悪に使いし者の撲滅を口実として光の最高神へと申し、許しを得たであろう。闇の最高神、怯まず抵抗し、その内に神減じし、今こそ好機と測る。
そこで、彼女は隠して育てた我が子を残し、天界へとやはりモノリスを介し、天へと至る。あの子は門閉め、弱き神の侵入不可となり、強き神も一斉の侵入も不可となりたるは、しばらく魔界が有利と見えた。




