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LEGEND MONSTERS(レジェンド・モンスターズ)-The Extra-  作者: プリンアラモード
G.W. Special Story 2018
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リドナー、日本へ行く(前編)

『桜花は越冬の後に』と『LEGEND MONSTERSレジェンド・モンスターズ』が再び、コラボ!アーク事件が終結し、屋敷も手にしたリドナーとテーラが日本へ初めての国外デートに旅立つ!その途中で、明莉たちと再会して...?

 館を買っても、まだ僕たちのお金は残っていた。7人で山分け(取り分は、僕とテーラが少し多めだった)もしたのだが、まだ50金貨ほど残っていた。そこで、僕はテーラと一緒に旅行へ行くことにした。行き先は日本だ。

 まず、僕たちは空港のパスポートセンターへパスポート発行の申請に行った。

「では、こちらに必要事項をご記入ください。えっと...」

店員さんに言われ、僕たちはその人の指示に従って、パスポートの申請書というものを完成させた。そして、その書類それを出すと、

「ご申請承りました。7日後、またこちらにお越しください。」

と笑顔で説明した。それが、とても可愛くて、つい、顔が赤くなってまい、テーラに

「どーゆーことー?」

と、ナイフを突き付けられた。

「ど、どうも、すみません...。」

僕はそう謝るしかなかった。

 「それより、私たちってパスポート持ってなかったんだねー。外国に行ったことあるのにさぁ。」

帰り道、テーラはそう言った。

「外国って、スカーレット魔法帝国のこと?」

僕は確認を取る。

「えぇ。」

彼女がそう答えた。

「バッファルの5島とアストラル諸島の間には、9か国同盟の延長で、諸島連合っていう関係があるんだよ。IUとも言うんだけどさ。ヨーロッパにもEUってのがあるだろ?あらと、同じで加盟国間をパスポートなして自由に移動できるだ。」

僕は説明をする。

「何か、自分賢いですよアピールしてるみたいで、ちょっと腹立つけど、勉強にはなった。ありがと。」

彼女は紛らわしい言い方をした。

「ど、どういたしまして...。」

 何なんだろ?付き合い初めて、イジられることが増えてるぞ?これが、テーラなりの愛情表現なのかな?にしても、まっとマシな表現の仕方あるだろ。僕は、そう思った。


 そして、7日後。僕たちは、朝一に空港のパスポートセンターへ行き、そのまま、飛行機の手続きに行った。 僕たちは、まず空港の売店へ行き、スーツケースを買った。その中に、僕は剣と杖、テーラはナイフを入れた。

 その後、僕は荷物を預け、持ってる50金貨を50万円(「円」というのが、日本の単位らしい)に換算した。飛行機に乗った。もちろん、ちゃっかり、魔法対策がされていた。ここまでしてるのだから、杖があっても魔法なんて使えないはずなのだが、念のためと言うことらしい。

「まぁ、そうだよな。」

僕は、無理矢理、自分を納得させた。

 それから、飛行機は空港を出た。僕たちはへッドホンをつけて、音楽を聴きながら、6時間30分に渡ると言う機内での過ごしを始めた。

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