1-4 バッファル文明の起こりと滅亡
そして、バッファル島とその周りにある4つの島々では、バッファル文明がおこっていた。このバッファル文明は、別名・南のアトランティスとも呼ばれるほど、高度な技術を持った超文明だった。
バッファル文明では、5つの勢力にわかれ、それぞれ、文字や単位などを使っていた。バッファル島にあった勢力を中央勢力、スターロック島にあった勢力を北方勢力、シャインズ島にあった勢力を東方勢力、シーサーペント島にあった勢力を南方勢力、オーディン島にあった西方勢力と言い、戦争をしては、掟を作り、やがてスピッツによって統一された。
統一後は、文字は神楽詞が使用されるようになり、単位なども同一の物を使うようになった。そして、バッファル島にはスピッツの巨城が建てられた。
しかし、ある日、バッファル島に巨大な隕石が落下し、スピッツの巨城に落下した。巨城は潰れ、人々はその隕石から現れた未知の生物を恐れた。そのため、政治が不十分になり、再び、5つの勢力による戦争が始まった。
この戦争では、隕石から世界に蔓延した瘴気を動力源にした機械獣が使われた。そのため、より多くの、より大きな機械が作られるようになり、戦争はさらに過激な物となっていた。東方勢力はこの戦いに勝利し、他の4つの勢力を支配した。
その後、汎用機とするため、全ての機械獣たちに人工知能のような物を埋め込み、、土木作業などに当てられた。機械獣たちは最初は、人間に従っていたが、やがて、人間たちを襲うようになり、バッファル文明は滅びてしまった。
それから、バッファル島周辺は、機械獣によって支配された。生き残った人々は船で島を離れ、北上し、巨大な島を発見すると、そこで新たな政治を始めた。
この頃、バッファル人の中に別世界の法則を現世界に組み入れる力を持つ者が現れた。その力を魔法と言い、魔法を使った者のことを魔導師という。




