44/149
13.地上侵略の章
一部の生物、手を生やして海より出たり、地上の侵略を試みる。しかし、太陽より放たれし、不可視の光線浴びて、彼らは死んでゆく。
このことで、知恵をつけし新たな侵略者、彼の光線、受けにくき体となりて、再び、地上へ進出す。彼ら、しばらく地上で豊かさ求めて彷徨し、やがては海に戻りたる。これ繰り返し、食糧不足、空気不足を解消す。
続いて、水辺から離れるべく、彼の光線、受けぬ、堅き鎧被りて、地上に再び、現れる。しかし、彼ら子孫残せず死んでゆく。これを見し、緑の神、今より出でだす鎧の生物産みし卵に殻を付ける。さすれば、見事、子孫生まれたり。
こうして、海に住みし生物、一部が有足となりて地上を侵略す。この時より、海は青神、陸は緑神の監視を開始する。




