30/149
9.並行世界保護の章
緑の神、並行なる世界、世界樹の根本より作り出し、外界より忍ぶ者、封ずる5つの大結界作り出す。
外側より、初は地殻「岩の層」、次は上部の覆い「流れ溶ける岩の層」、その次は下部の覆い「形変わらず溶ける岩の層」、そのまた次は外核「溶けた鉄の層」、最後に内核「形変わらぬ鉄の層」。その中央、生命の起源であろう世界樹の根佇む、並行世界こそなり。俗に魂と語る。
それでも、不安ありき緑の神、5の大結界の内、多くの小結界作り出し、並行世界の守りを固める。名を有すれば、地殻の内に泥、砂、礫など含む地層などこそなり。
さらに、彼の神、貯まる熱、外界へと撒くため火の山作り出す。その初の山こそ赤神潜む、バッファル火山なり。




