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驚きの結果?

タイトルちょっと違うかなー


僕は男だボクは男だぼくはおとこだ!!!!!

いやあ、そうさ、ねえ?

おちんちんがなくたって僕は男だよね?はは。

若干胸も膨らんでるけどそんなの関係ないよねぇ?

心が死んでなきゃ人は折れないって誰かが言ってたし!

僕は僕が男だと信じているから僕は男だ!!!!!!


「はあはあはあ…だからゴルドー、最初ボクが男だと言った時怪しい顔してたのか…変な奴だと思ってた敢えて触れなかったのか…」


……くそおおおおおおお!!!!!!!!!

なんでよりによって女になってんだあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!

容姿は死ぬ前とあんまり変わってない(ちょっと顔が丸くなったかも)けど、体格が完全に女の子のそれだ。


そう、僕こと瞳は、自分のナヨナヨした体格にものすごいコンプレックスを抱えていたのである。

身体測定の時の男連中からの視線

プールの授業の時笑いながらベタベタ触れてくる教師

やたらと僕と班行動をしようとする人達


みんな僕の貧弱な体格をばかにしているのだ!


それなのに、よりによって、


「女の体かよおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」



僕の声が街道に響き渡った。








―――――30分程後



僕は自分の性別は男であると折り合いをつけ。さっきゴルドーに案内してもらったギルドに歩いていた。

途中何度か知らない奴に声を掛けられたが睨みつけて全て追っ払った。不機嫌なのだ。仕方ない。



「さて、ここだったかな。」


細い路地を通り抜けるとそこは大きな広場になっており、正面には豪華な装飾が施された扉が鎮座していた。

そしてその横に申し訳程度の『冒険者組合』の看板。

建物の大きさは、うーん。どう表現すべきか。


適当にビルを想像してくれ。その半分くらいだ。


よし、取り敢えず入ってみよう。そして冒険者登録するんだ…


よし開けるぞ…


「よし、行こう開けるぞ!」


よし、3、2、1で開けよう


「3、2、1…!」


ふぅ、やれやれ。


死ぬほど怖い。



だってゴルドーみたいなのがゴロゴロいるんでしょ!?

それに僕男だけど一応体は女の子なのよ?

この世界に来たのだってたった五時間くらい前だし!

まだ何もわからないもん!(なんか知らんけど文字と言葉は分かる。ご都合主義ってやつ?これ。)


うー!がー!


「どうしたの?入らないの?」


ん?なんだろ。すっげえいい声だな。そう思って声の方を向いて驚愕した。


なんだこいつは。

こんなイケメンがこの世に居ていいのか。僕が男じゃ無かったら惚れてるところだ。

爽やかなブルーの髪。シンプルながらも、水色で統一したオシャレな服。高収入高身長高学歴!!!(いや知らんけど)


「あ、ああのはい。こわくて…」


慌てて本音言ってしまったー!

こわくて…てなんだよ女子か!


「君みたいな可憐な子がここに入るのに引け目を感じるのは当然だよ。1人じゃ怖いだろうしね。君も受付にようがあるのなら、僕の後についてきなよ。」


そう言ってそいつはにこっと笑った。

今確実に歯の当たりから星マークが飛ぶのが見えたが無視だ。

ふふっ残念だったな。僕が女なら今のでコロッと落ちただろうが

僕は男だ。ゲイでもない。


しかし、ま、まあ、なんだ。せっかくの善意だし、乗っておくか。


「は、はい…そうです。受付に…はい…」


「ふふっかわいいね。じゃ、開けるよ。」


そう言って青髪のそいつはでっかい扉を両手でバーンと押し開けた。

そしてこう言い放った。


「みんなーー!!!!めちゃくちゃ可愛い子が居たぜぇーー!!!!!!君に決めたァーーー!!!!!」






前言撤回。こいつ、やべーわ。

100パーセント勢いで書いてます。

伝わってますよね?

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