表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
それじゃあ、また明日。  作者: 閑凪 零
8/8

第8話 信頼と心配

期末テスト当日。


彼女―深月匁は学校に来なかった。

3日間一度も。


テスト最終日。昼休みに担任に呼び出された。

「純人。お前匁にこのプリント類持ってけ」

「はあ、まあ良いですけど。俺が彼女の家から一番近いんですか?」

「そーじゃねーよ。お前が一番仲良くやってるからだ」

「―そういう所はちゃんと見てるんですね。いつも超やる気無さそうな顔してるのに」

「放っとけ。これでも教師だ」


これでも、ね。見た目は低血圧の同級生だが、この学校では古株らしい。

新任の先生には100%間違われるとこの間ぼやいていたが。


「いつも隣で世話焼いてんだろ。助かってるよ」

「まあ、学級委員長ですしね」

「じゃあ世話焼きついでにもう一つ頼む。―あいつを見捨てるな。味方になってやれ」

声のトーンを一段階下げて、そう言った。

「? はあ、分かりました。でも、別にプリント位家が一番近い奴が持ってっても良いんじゃ…」

俺の質問には答えず、先生は俺にプリントと地図を渡した。

「えっ、先生、この場所って…」

「あいつを頼んだ。親身になれるのは―お前だけだ」

そう言って、先生は俺を追い払った。


放課後、俺は一人でこの場所に向かう。

俺は地図に記されたこの場所を知っている。そして、彼女が抱える問題も、恐らく俺の想像通りだろう。

だって、そこは―

読んで頂きありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ