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第2話 能力だけが強いことであるための条件ではない

バトルがシリアスになってしまう・・・。ギャグ小説なのに・・・。あと某週刊誌及び一部の作品名のパチモンがあります。

さあ、前回勝手に人の菓子を食べてズラかった黒鳥のこと飛鳥隼斗は学校が休日ということもあり万屋「ヒトリ」にいた。隼斗は部屋のソファーに座り週刊誌「ジャンピング」を読んでいた。決して某週刊誌とは別物です。


隼斗「なんか最近のワンピ(Once Picture)話が分からなくなってきたな。」


隼斗がワンピと呼ばれる漫画の感想を呟いた。まあ読者にとってはワンピと言えば某海賊漫画が思い浮かぶだろうが別の漫画です。そこんとこをご了承して下さい。隼斗がワンピの感想を呟いた時だった。


雷斗「うおおおおおおおおおおおおおおおい!!!!!!!!」


ドアを勢いよく開けて入ってきたのはあの後に隼斗が勝手に食った菓子の代金を払わされた雷斗だった。


隼斗「うるせえな、何処の鮫さんだ?」


雷斗「鮫さんじゃねーよ!!てかそのネタは駄目だろ!!完全にパクリだと思われるぞ!!」


隼斗のネタ発言に間髪入れずに雷斗がツッコむ。てか鮫さんは誰だか分かるよね?ヒントは死ぬ気。これで分かるよね?たぶん。


隼斗「大丈夫だ。こっちでは名前はシャーク・スペルって名前だから。」


雷斗「こっちって何だよ!?こっちって!!」


隼斗「こっちだろうがあっちだろうが作品名や名前が被らなければ問題ないんだよ。」


雷斗「お前、いつか作家さん達に殺されるぞ。「そんな甘い考えでやってんじゃねーよ!」みたいな感じで。」


雷斗が隼斗へのツッコミをしまくってからやっと今回の本題へと入った。


雷斗「そうだ!おい、お前!さっさと120円払え!」


隼斗「は?なんで?」


雷斗が自分が払わされた菓子代を請求すると隼斗は不思議そうな顔をした。


雷斗「てめえがさっきひったくり犯から取り返したカバンの中にあった菓子の金額だよ!!てめえが勝手に食って逃げたせいで俺が払う羽目になったんたんだよ!!」


隼斗「いや〜そこはお前、助けてもらった訳だからそれくらい払ってもいいだろ?」


雷斗「ふざけんな!!小学生に菓子代を払わせる高校生が何処にいるんだよ!?」


隼斗「残念ながら此処にいる。」


雷斗「答えなくていい!!」


隼斗「それにさ、たかが120円でわざわざ俺んちまで来て請求するか?そういうとこでお前の器の小ささが把握出来るんだが・・・。」


雷斗「小学生に金を払わせる奴に言われたかねえ!!」


誰も見ていない万屋で2人のコントは続いていく。普通の人が見れば完全に「新手のお笑い芸人か?」みたいな感じである。


雷斗「しょうがねえ。こうなったら力ずくだ!!!」


隼斗「ねえ、君はなんで120円の為にそんなに必死になってんの?何、金がないとアピールして読者に寄付してもらおうというハラですか?」


雷斗「今どきそんな優しい読者そんないねーし寄付してもらおうとも思ってねえ!!」


隼斗「あ、貧乏は否定しないんだ。」


隼斗がそれを言ったのを皮きりに雷斗の身体が黒いオーラらしきもので覆われていった。そして、隼斗に蹴りをかます。不意をつかれた隼斗はそれを危なげに避けた。


隼斗「あっぶねえ・・・。小学生ガキの蹴りじゃねーぞこれ。」


雷斗「俺をそこらた辺の小学生と勘違いするなよ!俺は闇の力により身体能力、知能が数十倍に上がってるからな!」


雷斗はそう言いながら手刀、殴る、蹴るなどで攻撃していくが隼斗に楽々と避けられる。そのことに段々と雷斗のフラストレーションが溜まっていく。


雷斗「くそがあ!!!死にやがれ!!!」


雷斗は叫ぶと拳に闇を溜めていく。どんな技を放つかいち早く気づいた隼斗。


隼斗「おいおい、そんな規模がでけえ技使っちまったら万屋が消えちまうじゃねえか。」


隼斗は瞬時に雷斗を拘束し、放とうとした技も止めさせた。拘束された雷斗は驚きを隠せずにいた。自分は少なくともそこらた辺の能力者より強い、そう自負していた。闇により強化された身体能力は死角に回り込んだ敵だろうがいち早く察知し攻撃ができる、そう思っていた。それなのにこの男はいとも簡単に俺を拘束した。この事実をどうやって驚くなと言うのだろうか?


雷斗「てめえ・・・どんな能力を使いやがった?」


隼斗「は?何のことだ?俺は無能力者だぞ。」


隼斗のこの答えは雷斗にとって更なる衝撃だった。能力者ならまだしも無能力者に負けた。このことは雷斗にとって屈辱だった。いや、雷斗に限らず他の能力者も同じだろう。能力者が無能力者に負ける、これは混沌島において有り得ないことだった。


雷斗「じゃあ・・・なんで俺を・・・」


隼斗「何でお前を拘束できたかって聞きたいだろ?」


雷斗は言いたいことを先に言われ口を閉じる。


隼斗「それはな・・・・・俺は世界中で最も弱くて最も黒い人間だからだ。」


雷斗はこの時はまだ隼斗の言葉が全く理解出来ずにいた。しかし、この後の出来事でその意味が解き明かされるのだった。


次回は急に来た依頼の話です。さあ、この小説初の依頼とは・・・。

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