第16話 戦友がみんな仲が良いと思ったら大間違いだ!
短い上に半年ぶりの更新です
どうぞ、みてってください!
「ここが幽ヶ山か………。随分雰囲気のあるところだなオイ。」
隼斗は内心雷斗を連れてこなくて正解だなと思う。
隼斗(あいつのことだ。またしまっちゃうおばさんがどーのこーの言うに決まってる。こんな話の度に規制スレスレのネタを連発して削除されるなんてたまったもんじゃない。)
何故か作品の削除の心配をし出す隼斗。
ちなみに今回は隼斗、健斗、優、リーヴァス、リュウビでの調査。
雷斗、光、可奈子は万屋でお留守番。
レイザは全体の指揮のため、衣乃は調査を辞退し、斬夜はサボった仕事を終わらせるため本部に戻った。
「肝試しには持ってこいだな、リュウビ。」
「今回はあくまで調査だ。気を抜くな。」
「リュウビ、堅過ぎだって。岩石みたいだぞ。」
リーヴァスとリュウビはなんとなく慣れているようだ。
無駄話をはさむ余裕すら見せる。
しかし、健斗と優は幽ヶ山から出ている奇妙な雰囲気に気圧されようとしていた。
「小便ちびったか?」
「冗談も程ほどにしてくれよ。」
「それだけ言えるなら大丈夫だ。雷斗がいない今お前らを頼りにしてるからな。」
健斗と優は初めて隼斗をカッコいいと思った。
普段のちゃらんぽらんとは違って頼れる兄貴みたいである。
「主にツッコミでな。」
健斗と優は心の中でカッコいいを前言撤回していた。
幽ヶ山に入って10分ほど。
急な斜面が続くが5人はさほど体力に問題がないようである。
しかし、隼斗とリーヴァスは感じていた。
この感覚はかつて悪魔戦争で戦った悪魔との雰囲気とよく似ていた。
でも、何かが違っていた。
悪魔の気配そのものではなく何か変わった感じだった。
「行方不明になったっていう現場はどのあたりですか?」
優はリュウビに尋ねる。
優も確信を得られないが巨大な何かを感じていた。
優だけではない。
健斗も、リュウビもそれを感じていた。
「この斜面を上がった先に平坦なところに出る。そのあたりだ。」
「つまりは後少しってとこだな。」
健斗は覚悟をするため自分に言い聞かせるように言った。
(リーヴァス、この感じどう思う?)
(悪魔戦争ん時と似た感じがするけど違うよな。)
(そうだよな。悪魔と別の何かだな。)
「ここだ。」
隼斗とリーヴァスが小声で会話をしていると目的地に着いた。
リュウビの言う通り平坦で何もない。
誰かが隠れる所なんて何処にもない。
「何かおかしいな……。」
隼斗は疑問に感じた。
何故こんなだだっ広い所で誘拐を行うのか。
地形で言えばふもとの林などの方が簡単だろうに。
「何もねーな。ハッタリってオチか?」
健斗が奥へと足を進める。
その時だった
ガチャ………ガチャ………
地面から這いよるようにして出てきたのは……
「ニャル子さん……?」
「ねぇよ」
隼斗とリーヴァスが軽快なコントを繰り広げてる間に白骨が立っているという現実離れした事態が起こった
「な、何だこいつらは!!?」
冷静な健斗も困惑するのも無理はない
白骨が動いてるなんて誰も想像できるはずもない
「どうしよう、兄ちゃんが………」
「舐めんな!骨の分際で!!」
そう言った健斗の身体から雷がほとばしっていた
「何だオイ!?」
何も知らされていなかった隼斗は目を疑う
しかし、見えるものは変わるはずもない
雷を纏った健斗は次々と生きたような白骨を倒していった
「なるほど………。君たち兄弟が最近噂の“風神・雷神”か」
リュウビは納得した様子だった
“風神・雷神”とは賞金稼ぎの通り名で名のある賞金首を次々と狩ってきた
それが優と健斗の2人なのだ
「…………とんでもない奴ら拾ったな」
隼斗も納得したように呟く
「コイツら………幾ら倒してもキリがねぇ!!」
健斗はドンドン倒していくが数が減らない
倒しても出てくる結果だ
「ガキ、一旦引け!リュウビ、こんな時はお前の役目だ」
リーヴァスは健斗に叫び、リュウビに殲滅を任せる
「貴様は勝手に……。まあ……今回は任務ってことにしてやろう」
リュウビは納得いかない部分があるが状況が状況なのでバーサーカーを取り出す
それを見るとそそくさ健斗も身を引いた
「本当に大丈夫なのか、そいつ?」
「心配するな。あいつは破壊力ならこの島のトップクラスだからな。“壊滅神”の名は伊達じゃねえぜ。」
リュウビの瞳が赤色へと変色した
“壊滅神”による殺戮ショーの始まりの合図である
次回は、生きた白骨の正体が明らかに!!




