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第10話 転校生の最大の苦悩は朝のST後である。回避したければすぐ逃げるべし。

今回はリクエストキャラが1人登場します。名前だけならもう1人出ます。

作者ガウディ天界ナレーションルームに強制送還され喜ぶ隼斗たち。


「まさか、スタッフが出動するとは・・・。」


「流石に驚いた。」


「でも、これで世界は平和になったね。」


「あいつに世界を脅かすような力は無いけどな。」


光の発言に軽くツッコミを入れる雷斗。しかし、この2人は別の災難が降りかかる。












「今日からお世話になります、咲葉光です。よろしくお願いします。」


「・・・・・・・・・・暗崎雷斗。よろしく。」


何時もより少し堅くなって自己紹介をする光とは対照的にふてぶてしく挨拶する雷斗。人を引きつけない為の案だろう。しかし、それがかえって逆効果を招く。


「君、なかなかに可愛いよね。」


「もしかして男の子じゃなくて男の娘じゃないかしら?」


女装を趣味とする女子に注目を集めてしまう結果になってしまった。


(んだこいつら、可愛いとか・・・。気持ち悪ぃな。)


雷斗はそう思いつつシカトを続けた。しかし、この女子達が取り出したもので雷斗の顔が一変する。


「とりあえずこれ着てみてよ。」


1人の女子がそう言い取り出したのは某魔法少女の服だった。その瞬間、雷斗は席から立ち教室を出る。雷斗の席が窓際だったのにも関わらずその間、たったの一秒。しかし、女子達もそれに劣らないくらいの勢いで廊下に出て、すぐさま雷斗の姿を捉える。


「ちょっと待ちなさいよー!!!!」


女子達がハモらせ雷斗を追っかける。雷斗なら闘えば勝てるが捕まったら男として死んでしまうことを直感していた。結果、逃げるしか方法がなかった。

一方、光の方はと言うと・・・


「光ちゃんどこから来たの?」


「飛び級?」


「今何歳?」


転校生お約束の質問責めに遭っていた。しかし、読者たちの住んでいる世界には飛び級は無いわけであり、光にされている質問はそれとはかなりかけ離れたような質問ばかりであった。












時間が朝から経ち場所も変わって、学校の屋上。其処には寝そべっている隼斗の姿があった。


「・・・・・・・・・・。」


隼斗は空を見つめながら何かを考えていた。


「・・・・・飛鳥か。」


「んあ?・・・・・なんだ、隆貴か。」


屋上に入って来たのは鬼刃隆貴。隼斗と同じ15歳。


「また屋上にいるのか・・・。」


「別にいいだろ。」


隆貴は呆れて言うと隼斗は空を眺めながら呟く。


「飛鳥、気がついてるか?」


「あ、何のことだ?」


「その様子じゃあ気づいてるな。」


隼斗の反応にため息をもらして、本題に入る。


「この島、いや、この世界に異変が生じ始めている。」


「・・・・・そのことか。」


隆貴の発言を隼斗は始めから知っているかのようで聞き流す。


「まあ、この感じは悪魔ではない。おそらく・・・」


「悪魔よりタチの悪い奴・・・かな。」


隼斗が言うであろう言葉を先読みし、代弁する。


「・・・・・まあな。ただ、其処までしか知らない。」


「だろうな、俺もだ。」


隼斗は隆貴に肯定する。しかし、深いことについては2人は知らないようだ。


「まだ先だと思うがもし、来た時、飛鳥は・・・悪魔戦争の「秘密の6人目ハイド・アンド・シークレット」はどうする?」


「・・・・・その名で呼ぶなと前から言ってある筈だ。悪魔戦争の英雄「鬼神」。」


隆貴は隼斗のかつての異名を言い聞くと隼斗も隆貴のかつての異名を言い、殺気をほとばしらせる。


「よせ、お前とやるつもりはない。ただ、お前は何時まで影の中で隠れているつもりだ?」


    バンッ


隆貴が言い切る前に屋上に入る扉が開けて閉められる音がした。其処には雷斗の姿があった。


「ふぅ・・・危なかった。」


どうやら雷斗は女装させたい系女子から撒いて屋上に逃げ込んだようだ。


「雷斗、何で此処に?」


「なんか女共が女の服を持って追っかけて来たんだよ!!それを撒いて隠れる為に。」


隼斗が尋ねると雷斗は理由を話す。それを聞いた隆貴は「気の毒な」と思っていた。


「隼斗、そいつ誰だ?」


「こいつは鬼刃隆貴。俺の知り合いだ。」


雷斗が隼斗に質問すると隼斗は隆貴を紹介する。


「・・・・・・・・・・。」


隆貴はただ黙って雷斗を見つめる。何かを見据えるような目で。


キーンコーン カーンコーン・・・


「じゃあ、帰るか。」


「へ?」


チャイムが鳴ると隼斗は雷斗に帰ると言う。雷斗は不思議がっていた。


「だってお前、もう午後4時だぞ?」


「な、なにいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!???」


雷斗は頭を抱えて叫ぶ。つまり、雷斗は一日中追いかけられていたようなものだ。隠れては見つかり追っかけられの繰り返しだったようだ。


「それに今日1日中自習だぞ?」


「・・・・・今日学校に来る意味あったのか?」


「なんとなくだ。さあ、帰るぞ。」


そう言い雷斗と共に屋上を出て行こうとする雷斗。しかし・・・


「待てよ、お前何者だ?」


隆貴が雷斗を指差して問う。


「その闇の力、何故持っている?その力は・・・」


隆貴が何かを言いかける前に雷斗はため息をつき言う。


「この力がどうであれ俺にはどうでもいい。ただ、俺はこの力を使って守りたいものを守るだけだ。お前が俺にどう言おうが関係ない。」


雷斗が言い放つと隆貴は微笑する。


「・・・面白い奴だな。なら、もし俺がお前にその力を捨てさせようとしたら?」


「お前を殺す。」


隆貴の質問に雷斗は断言する。隆貴はそれを聞いて大笑いする。


「こいつ、飛鳥と似てるな!本当に面白い奴だ!」


「だろ?こいつは俺の万屋の助手だ。」


「そうかそうか!おい、雷斗って言ったか?こいつの世話頼んだ!」


隆貴は隼斗の頭をぐしゃぐしゃとして言った。雷斗は「お・・・おう・・・・・」と返事をした。2人はそのまま屋上を出て光を連れて帰った。


「雷斗か・・・。あいつの行く末が気になるな。」


まだ屋上にいる隆貴は赤くなる空を見つめ呟いた。


「八神にも言っておくか。」


そう言って隆貴は八神と言う人に連絡を入れた。


次回もリクエストキャラを出します。

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