第15話:【第1回 OS診断テスト】読者への権限委譲
── 貴方自身が知らない本質を暴き出す ──
◆ 作者の冒頭説明
「ようこそ、“OS診断テスト”へ。
話ががらりと変わって戸惑っているかもしれませんが、
もし興味があれば、春斗が作った診断テストを受けてみませんか。
この作品の中では、AI開発者、心理学者、脳科学者など、
さまざまな専門分野の人たちが議論に議論を重ねた結果、
その内容がOS論文として世に出ています。
このテストは、それらをもとに春斗が独自に作成したものです。
15の問いに答えることで、あなたの中にある『感情』『行動』『思考』の
クセ(OS)が可視化されます。気軽に楽しんでください。
では、物語の中の3人にバトンタッチしましょう」
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◆ キャラ導入
春斗
「ここからは、僕たちが案内するね」
しのん
「やったー!テストってなにするの?おやつある?」
美園
「おやつはつかんよ。でも、むずかしい問題は出ないよ。
“なんとなくこれかな”で選んでくれたら十分やけんね」
春斗
「うん。深呼吸して力を抜いて、“いつもの自分”で答えてみて」
◆◆◆◆◆◆ Q1〜Q5:感情のOS ◆◆◆◆◆◆
■予定変更への反応■
春斗
「しのんちゃん、“今日は公園行くよ”って言われてたのに、
“やっぱりスーパー行くよ”って変わったら、どう思う?」
しのん
「え〜っ、公園がいい〜!
でもスーパーでプリン買ってくれるなら行く!」
美園
「しのんはプリンで気持ち戻るけど、大人はそげん簡単じゃなかとよ。
予定の変わるときは、人によって心の動きの全然違うんよね」
Q1:予定が急に変わったとき、あなたの心の声は?
A:『は?なんで今?』
B:『まあ、そういう日もあるよね』
C:『今日ずっとこれ引きずるやつだ…』
D:『え、変わるの?……まあいいか』
E:『ちょ、ちょっと待って無理!』
■落ち込んだ人への初動■
春斗
「しのんちゃん、お友だちが泣いてたらどうする?」
しのん
「ぎゅーってして、“おやつあげよっか?”って言う!」
美園
「しのんちゃんは優しいねぇ。
でも大人は『どう声ばかけたらよかとやろ……』
と迷うことも多かとよ」
Q2:落ち込んでる友人を見たとき、あなたの最初の反応は?
A:『どう接すれば正解…?』
B:『とりあえず話聞こ』
C:『声だけはかけとくか』
D:『あ、落ちてる。よし寄り添お』
E:『……正直、興味ない』
■本音の見えやすさ■
春斗
「しのんちゃん、自分の気持ちって分かりやすい?」
しのん
「うん!“ねむい”と“おやつほしい”がだいたい全部!」
美園
「大人はね、自分の気持ちの分からんくなるともあるとよ。
どれくらい見えとるかで、その人のくせの出るとよね」
Q3:自分の“本音”って、どれくらい見えてる?
A:霧の中(よく分からん)
B:まあまあ見える
C:ときどき迷子
D:ほぼ丸見え
E:自分が一番謎
■気持ちの切り替えスピード■
春斗
「しのんちゃん、おもちゃが壊れちゃったら、
すぐ元気に戻れる?」
しのん
「うーん……アイス食べたら戻る!
でもお気に入りのぬいぐるみは泣いちゃう…」
美園
「大人もね、気持ちの切り替えの早い人と、
ゆっくり時間のいる人とおるとよ」
Q4:気持ちの切り替え、どれくらい早い?
A:秒速(切り替えスイッチ常備)
B:まあまあ早い
C:普通
D:ちょっと時間かかる
E:一度落ちると長い
■感情の波の大きさ■
春斗
「しのんちゃん、楽しいときと悲しいとき、
気持ちの差って大きい?」
しのん
「おやつあるときは“やったー!!”ってなる!
でも、ないときは“……しょんぼり”」
美園
「大人もね、気持ちの波の大きい人と、
わりと落ち着いとる人とおるとよ」
Q5:あなたの“感情の波”はどんな感じ?
A:ジェットコースター級
B:けっこう上下する
C:普通
D:わりと穏やか
E:ほぼ一定
◆◆◆ Q6〜Q10:行動のOS ◆◆◆
■行動の決め方■
春斗
「しのんちゃん、明日なにして遊ぶか決めるとき、
どうやって決める?」
しのん
「んー!そのときの気分!あと、
ママが“今日はお外行こ”って言ったら外!」
美園
「大人もね、気分で動く人もおるし、
ちゃんと計画立てて動く人もおるとよ。」
Q6:行動を決めるとき、どんな感じ?
A:気分で動く(風のように)
B:ざっくり決める
C:状況見て調整
D:しっかり計画する
E:計画がないと不安
■夏休みの宿題■
春斗
「しのんちゃん、夏休みの宿題って、
どうやってやるタイプ?」
しのん
「えっとねー、最初にちょっとやって、
あとは……ママが“やったの!?”って言ったときにがんばる!」
美園
「大人もね、“先に片づける派”と
“ギリギリ追い込み派”とか、色々おるとよ」
Q7:夏休みの宿題スタイルに一番近いのは?
A:最初に一気に終わらせる
B:計画立ててコツコツやる
C:途中まではがんばるけど失速する
D:最後のほうで一気にやる
E:毎年なにかしら終わらない
■人との距離感■
春斗
「しのんちゃん、新しいお友だちができたら、すぐ仲良くなれる?」
しのん
「なるよ!でも、こわい顔の子はちょっとだけ様子見る…」
美園
「大人もね、人との距離の取り方のそれぞれ違うんよ」
Q8:初対面の人との距離感は?
A:すぐ仲良くなる(壁ゼロ)
B:わりと早い
C:普通
D:ちょっと慎重
E:かなり慎重
■気になることの“引きずり度”■
春斗
「しのんちゃん、誰かにちょっとイヤなこと言われたら、
すぐ忘れられる?」
しのん
「うーん……おやつ食べたら忘れる!
でも“きらい”って言われたら泣く…」
美園
「大人はね、気にしやすい人と、
すぐ切り替えられる人とおるとよ」
Q9:イヤなこと、どれくらい引きずる?
A:すぐ忘れる(秒で消える)
B:ちょっとだけ気にする
C:普通に気にする
D:けっこう引きずる
E:ずっと残る
■頼まれごとの受け止め方■
春斗
「しのんちゃん、“これ手伝って”って言われたらどうする?」
しのん
「やるー!でもむずかしいのはママにお願いする!」
美園
「大人はね、“助けたい気持ち”と“自分の余裕”の
バランスで反応の変わるんよ」
Q10:誰かに頼られたとき、どう感じる?
A:『よし任せろ!』
B:『できる範囲なら…』
C:『ちょっとだけなら』
D:『できれば避けたい』
E:『無理、やめてほしい』
◆◆◆ Q11〜Q15:思考のOS ◆◆◆
■考えるときのスタート地点■
春斗
「しのんちゃん、人ってね、“なにかを見たとき、
まずどこに注目するか”がそれぞれ違うんだ。
これは思考OSのスタート地点を見る質問なんだ」
しのん
「スタート地点?じゃあ私は“おやつあるかどうか”から見る!」
美園
「それはしのんちゃん限定やね~。
大人はね、感情から見る人もおるし、
事実から見る人もおるとよ」
Q11:何かを見聞きしたとき、どこに注目する?
A:まず“感情”を見る
B:まず“事実”を見る
C:まず“全体の流れ”を見る
D:まず“自分への影響”を見る
E:まず“違和感”を見る
■決めるときの材料■
春斗
「しのんちゃん、なにか決めるとき、
“どうしようかな”って考えるとき、何を一番大事にする?」
しのん
「たのしいかどうか!あと、おやつがあるかどうか!」
美園
「大人はね、“気持ち”で決める人もおるし、
“損か得か”で考える人もおるんよ」
Q12:なにかを決めるとき、一番の決め手は?
A:自分の気持ち
B:周りの人の気持ち
C:損か得か
D:将来への影響
E:なんとなくの直感
■考えごとの深さ■
春斗
「しのんちゃん、なにか気になることがあったら、
どれくらい考え続ける?」
しのん
「んー……ねむくなるまで!でも、
ねむくなったらもういいやってなる!」
美園
「大人はね、深く深く考える人もおるし、
“まあいっか”っち切り上げる人もおるとよ」
Q13:考えごと、どれくらい深く潜る?
A:とことん深掘りする
B:けっこう考える
C:ほどほどで止める
D:あまり深く考えない
E:そもそも考えごとが苦手
■情報の信じ方■
春斗
「しのんちゃん、誰かが“これ本当だよ”って
言ったら、すぐ信じる?」
しのん
「ママが言ったら信じる!
でも、知らない人はちょっとだけこわい…」
美園
「大人もね、人を信じやすい人と、
ちゃんと確かめたい人とおるとよ」
Q14:情報を見たとき、どう受け止める?
A:まず信じる
B:だいたい信じる
C:半分くらい疑う
D:けっこう疑う
E:まず疑う
■情報の受け取り方■
春斗
「同じ出来事でもね、“どのモードで受け取るか” で、
感じ方がガラッと変わるんだ」
しのん
「モード?ゲームの“むずかしさえらぶやつ”みたいな?」
美園
「そうそう。大人もね、どこに注目するかで
“考え方のモード”の変わるんよ」
Q15:何かを見聞きしたとき、どこに注目する?
A:まず“感情”を見る
B:まず“事実”を見る
C:まず“全体の流れ”を見る
D:まず“自分への影響”を見る
E:まず“違和感”を見る
◇◇◇◇◇◇
◆ 診断パート:計算方法の案内
春斗
「診断お疲れさまでした。ここからはOSを数値化していくよ」
しのん
「ねぇねぇ!むずかしいのイヤだよ?わたしでもできるやつがいい!」
美園
「大丈夫よ、しのんちゃん。読者さんが使うのは“かんたん版”やけんね。
春斗君のは……あれは専門家用やけん、気にせんでええよ」
≪STEP1≫OSごとの点数を足すだけ
【OSスコア採点表】
■ 本能OS
Q1. A=3点/B=5点/C=1点/D=4点/E=2点
Q2. A=2点/B=4点/C=3点/D=5点/E=1点
Q3. A=2点/B=4点/C=3点/D=5点/E=1点
Q4. A=4点/B=1点/C=3点/D=2点/E=5点
Q5. A=2点/B=5点/C=3点/D=4点/E=1点
■ 行動OS
Q6. A=5点/B=2点/C=3点/D=4点/E=1点
Q7. A=4点/B=3点/C=5点/D=2点/E=1点
Q8. A=5点/B=3点/C=4点/D=1点/E=2点
Q9. A=4点/B=5点/C=3点/D=1点/E=2点
Q10. A=5点/B=2点/C=3点/D=1点/E=4点
■ 思考OS
Q11. A=2点/B=5点/C=4/D=1点/E=3点
Q12. A=2点/B=5点/C=3/D=1点/E=4点
Q13. A=5点/B=3点/C=4/D=1点/E=2点
Q14. A=5点/B=2点/C=3/D=1点/E=4点
Q15. A=4点/B=1点/C=5/D=3点/E=2点
春斗
「本能・行動・思考の3つの合計点を出してみて」
≪STEP2≫一番高いOSと、一番低いOSの差を見る
春斗
「次に、“いちばん高いOS点”と“いちばん低いOS点”の差を出す。
これが『OS差』だよ」
美園「つまり、“どのOSの飛び抜けとるか”を見るっちことやね。」
≪STEP3≫ パーセント(%)に変換する
春斗
「OS差を30で割って、100をかけるとパーセント(%)が出るよ。
たとえばOS差が15なら50%。これがあなたの『裏切り度』だ」
◇◇◇◇◇◇
◆ ランク判定(EX〜Z)
春斗
「いよいよ、あなたのランクを見てみよう。
この結果から、あなたを拠点に迎え入れるかどうかが決まるよ」
パーセント(%) → ランク:称号
100% → EX:稀代の詐欺師
90〜99% → S:裏切りのサラブレッド
70〜89% → A:裏切りの天才
50〜69% → B:二面性の魔術師
30〜49% → C:呼吸するように嘘をつく隣人
1〜29% → D:令和のハチ公
0% → Z:国宝級のお人好し
■ランク:EX(迎え入れ不可)
春斗
「えっと……ごめん。あなたのOSは“振れ幅”がすごく大きくて、
今の拠点だと、その力を受け止めきれないと思うんだ。
危ないとかじゃなくて……相性の問題、かな」
美園
「悪か人っち言いよるわけじゃなかよ。
ただ、うちの拠点はまだ安定しとらんけんね。
外の世界のほうが、君の力は伸びると思うよ」
■ ランク:S(迎え入れ不可)
春斗
「Sランク……“裏切りのサラブレッド”。
ああなたは環境次第で、良くも悪くも
“すごい動き”をするタイプだと思う。
でも、今の拠点は、まだそこまで余裕がないんだ。
ほんとにごめん」
美園
「才能はほんまにあるとよ。
ただ、今のうちらにはちょっと刺激が強すぎるかなぁ……。
無理に合わせんでいいけん、自分のペースで生きてよ」
■ランク: A(迎え入れ不可)
春斗
「Aランク……“裏切りの天才”。
あなたのOSは“自分を守る力”がすごく強い。
それは悪いことじゃないけど、拠点みたいな“共同生活”とは、
ちょっと噛み合わないかもしれない。
ごめん、迎え入れはできない」
美園
「自分ば守れるっち、ほんとは大事なことなんよ。
ただ、うちの拠点は『お互いに頼る』前提やけんね。
君はきみの道ば行ったほうが、きっと楽やと思うよ」
■ランク: B(迎え入れ不可・惜しい)
春斗
「Bランク……“二面性の魔術師”。
あなたは、環境が良ければすごく優しいし、
悪ければ一気にしんどくなるタイプだと思う。
本当は仲間にしたいけど……今の拠点はまだ不安定で、
“環境依存型”のOSを守りきれないんだ。ほんとにごめん」
美園
「惜しかねぇ……。きみが安心できる場所なら、
めっちゃ良い人になるとよ。
でも今は、しのんもおるし……
ちょっとしたズレが命取りになるけんね。
ごめんね」
□ C(歓迎)
春斗
「Cランク……“呼吸するように嘘をつく隣人”。
これは“悪い嘘”じゃなくて、場を丸くするための“優しい嘘”なんだと思う。」
そういう柔らかさって、拠点にすごく必要なんだ。もしよかったら……
一緒に来てほしい」
美園
「ほんと、こういう人がおると空気が和らぐとよ。
気負わんでいいけんね。ようこそ、うちの拠点へ」
□ D(大歓迎)
春斗
「Dランク……“令和のハチ公”。
仲間を大事にできるOSだよ。こういう人がいてくれると、
僕たちもすごく安心できる。ぜひ、一緒に生きていきたい」
美園
「こんな人、そうそうおらんよ。
背中預けられるっち、ほんとに貴重なんよ。
うちも嬉しいよ。ようこそ」
□ Z(最上級歓迎)
春斗
「Zランク……“国宝級のお人好し”。
裏切りっていう発想がほとんどないんだね。
そんなあなたががいてくれたら、
拠点はもっと優しい場所になると思う。
よかったら……ここで一緒に過ごしてほしい」
美園
「ほんまに……こんな人おるんやね。
しのんも絶対、君のこと好きになるよ。
ここが、あんたの居場所やけんね」




