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第五話
リーラ自身もそうだが野菜を育てている人、動物たちを育てている人などの農業が盛んだ
そのため村の人々が大らかで大きな事件などはないが、農業が盛んが故、街のとの貿易のために冒険者や傭兵なども滞在している。
大きな町では城から派遣された騎士なども滞在しているが、端にあるソレイユでは派遣は来ないのでそういった輩がいるのだ
そんなのどかな村だが、目と鼻の先には魔物が出る森が存在する
ダグドや村の男衆が狩にいく場所である森は、ウサギや鹿のような動物たちが暮らす中、狼のような魔物、熊のような魔物も存在する
しかし、村を襲ってくることはない
なぜなら、村自身に防壁膜という結界が張られていることと、先ほど言った傭兵や冒険者達がいるからだ
人間もそうだが、己より強い人間には恐れを抱くように魔物もそういった人間がいることがわかると迂闊には襲ってこないのだ