転生したらモップだった
詩、なの?まったくわかりません。
タヒにかけたと思ったら、転生した。 事故に遇ったらしい。それも極めて大きな。 満身創痍の状態で、ふと眼が醒めて、気がついたらモップになっていた。あの有名な清掃用品、掃除道具のモップである。 もともと、こうなるきっかけとなったその事故とやらも、自分の不注意が招いたなかば自業自得の産物なのであったが、わたしは自らの不運を呪うしかなかった。 しかし、兎も角も、わたしの役目は、地元でも有名な商業施設、ろっつるれっつるぼぼざえもんとらもとごごろうつげつげざうるすぼげゔぁっゔぁっどどれえもんどぱーるどまんの床を磨くのに使われるというものであり、使われるたびに毎回、何処を拭くのか復唱させられるのがたいへん、というだけの御話である。それだけの御話なのである。
御読み頂きまして、誠に有難う御座いました!