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透明な水の中の濁り  作者: Rika
1/4

ピンク

人は、衣食住、そして恋かもしれない。平凡な毎日に刺激をくれ、幸せにも、絶望へも人生を変えて行く、色が変わる何色にでも、恋とは癖になる媚薬の様なものだ、

雪が滅多に降らないこの地域で珍しく雪がうっすら積もっていた。私はお腹を摩り泣きながら運転した1人きりで、真っ白になった世界は私の濁りをあざ笑うかのように見えて、私は悔しかった、私のこの先の人生は濁ったままで、さらに濁りを増すだろう、ふと、頭によぎっていた、でも私らしい、それが私なのだ。



私は16歳でまだあどけなく、大人っぽくしてみても、無理をしてるのがまる見えで、思いきり背伸びをしていた。

好きとか、恋とか中学生の時になんとなく周りに合わせていて、好きな人を作ったり、付き合ったりもしたちゃんとした恋愛はした事がなかった。


私の名前はアマ、天と書いてアマと読む、天使か堕天使か?親は天使の様な子だと、アマとゆう名前をつけてくれた、私は大人びた顔をしていてハーフに間違われる事も多く、真っ白な肌にポテッとした真っ赤な唇に、少し生意気な気の強そうな切れ長の目、身体はとても細く、モデル?と聞かれる事も度々あった。

しかしモテるとゆう事には無縁で、後輩の女の子がカッコいい先輩として、写真を撮ったりチョコをもらったりしていた、高校に入学した時には、初めて見たこーゆうタイプの女の子!とか、ミステリアスな雰囲気だよね、とか、大人っぽいよね。などといわれたが

全く大人な事は無くむしろ何にも知らない子供だった

必死に背伸びをしていた、周りの子は見た目以上に進んでいて、彼氏がいてデートをして、カップルのイベントをして時折生理がこないの、などとゆう悩みがあったりした。私はデートさえした事もなく、中学の時下校がいっしょ。とゆうくらいしか経験がなかった、

恋とゆうものに全く無知で、友達の話しに妄想を広げ考える位だった。好きな先輩とかが出来て告白したり

バレンタインをあげたり、手を繋いだり、そんな事がしたかった。入学して直ぐ3年生の男子を見に行きカッコイイ先輩を探した。みんなで話しかけに行って見たり。彼女がいるか調べたり爽やかな恋をイメージした。頭をポンポンさたり、自転車の後ろに乗せてもらったり、昼休みに会ったり。そんな恋を想像していた。早く恋がしたかった、恋に恋をしていたのだ、放課後の薄暗い教室でキスをする、そんな事を考えていた、16歳これからたくさん恋をして運命の人にいつか出会い、プロポーズをされ真っ白なドレスを着るものだと、その時は思っていた。今考えてみると、恋をする期間は人生のほんの少しだ、16歳から恋を始めて26歳で結婚したとしてもたった10年その間に素敵な恋を何回できるだろう、数回だろう、そんな短い期間と、数人との恋で運命の人が果たして見つかるものなのか?

恋に人生の色をコロコロと変えるアマ、平凡二は満足出来ない、恋の媚薬を飲んだのだ

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