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僕らの始まり。

始まりは、




あのメールからだった。




________________________





ここは、桜の先高校。


ごく普通の学校だった。

偏差値もそこそこ、規則も少しゆるいくらいの


どこにでもある学校なのだ。



「月~!!太陽~!!」


そう元気よく呼んだのは

赤井聖多。


高校生の男子の声としては少しトーンが高く、


顔も整ってはいるが童顔である。

「あ、せーた!!」


「やっほ~」


そう言って駆け寄った瓜二つの双子が

夜桜月、夜桜太陽なのだ。



とてもよく似ていて、

違うのは瞳の色と髪の長さ。


月が綺麗な群青色の瞳を少し細めて笑った。


「じゃ、行こっか。」


「せーた!!ここから部室までダッシュで遅かった方がジュース奢りな!!」


少し幼い顔で笑った太陽。


彼の瞳は吸い込まれるような桜色だ。


「あっ!!待てよ!!」


走り出した太陽に続いて、少し反応が遅れた聖多が続く。



それを愛おしそうに、楽しそうに見守る月。



毎日、こんな日常で溢れかえっていたのだ。





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