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Jump⇔Game  作者: 桜鳥
1/1

program1

---program1始動


4月22日 天候-晴れ 観察開始から11年と20日目。


ドクンっドクンっ

俺は今、人生の中で一番の緊張を迎えている。

            シラトリ ジン

俺は桜坂中学校の二年生 白鳥 仁。

一年生の時から陸上をやっていた

そして今、【全日本陸上競技大会】の出場が決まる大会に出ている

自分の競技は走り高跳び、全国大会の標準記録は1m85cm

この記録を跳べば、全国大会に出場できるのだ

今ちょうど、1m85cmに挑戦している

この跳躍で俺の人生が変わる


『2505番! 2506番準備!』


自分の跳躍は次。  クロイ  ユウ

今はライバルである緇井 優の番

一年生の頃からのライバルで学校は違うがなんというか・・まぁ親友かな。

優の跳躍を見たいところだが今は自分のことで精一杯

俺も早く準備をしなければならない


『ワーーッ!!!!!!』


会場から大きな拍手が上がった

顔を上げてみると雲ひとつない大空に拳を掲げていた

この盛大な競技場が歓声でいっぱいになった中

優は跳んでいた


ドクンっドクンっ

俺の鼓動はさらに高まる


『2506番! 509番準備!』


俺の番が来てしまった

緊張で足が震える

後ろを見れば桜坂陸上部のメンバーが応援に来てくれている


白い旗が揚がった


『行きまーーーす!』

『はーーーい!!』


皆の返事が緊張をほぐしてくれる

最後の三歩のリズムアップを頭に浮かべる

そして最初の一歩を踏み出す!



『泣くなって』

駄目だ、涙が止まらない

今は先輩の腕の中いつもの先輩の甘いにおいがする

跳べなかった。

そんな中、先輩の顔を見たら涙がこみ上げてきた


『おまえには、来年あるじゃん。 俺今年で引退だよ?』

なにも喋れない。

悔しい、今までの練習はなんだ!



--END--



初連載!


呼んでくださってありがとうございますm(__)m

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