Stay Alive Say.9. 病気.(8)
Stay Alive Say.9. 病気.(8)
目覚めた瞬間、私は布をかぶされ、断頭台へと引き連れていく死刑囚の心を理解した。
廊下を貫く駆け音が響くたび、冷や汗が流れた。
執行の瞬間が目の前にいるとき、断頭台へと向かうその最期の時間の中で、罪人は何を思い浮かべるのだろう。
後悔し、自らの罪を反省するのだろうか?
それともただ、ひたすら目の前にあるすべてを恨み、見物人たちをあざけるのだろうか?
この時、私は彼らが感じる最期の気持ちを理解した。
解脱したかのように吐き出す反省の言葉も、恨みや怒りが混ざったほぼ呪いに近い嘲りも、すべて虚勢に過ぎないということに気づいた。
今、私の中にあるものは、死にたくないという恐怖、ただそれだけだった。
トガク...トガク...!
遠くから硬い大理石の廊下を打つ角ばった足音が聞こえてきた。
それはどう聞いても普通の足音だったけれど、それでも今日はなぜかそれがより鮮明に聞こえる気がした。
神経が張り出し、聞こえてくるすべてが薄気味悪く感じられ、目眩がした。
耳を塞ぎたくても塞げなくて、ただ耐えるしかなかった。
耳に力が入り、頭が割れそうに痛み始めた。
その瞬間、死がもう一歩、私に向かって近づいてくる音が響き出した。
トガク、トガク、トガク!
次第に鮮明になっていく足音から、あの扉の向こうから何かが近づいているのを感じることができた。
血が凍りつくような耐えがたい恐怖の前に、心臓は激しく荒れ波打ち、発作するように呼吸は不規則に乱れ、歪んでいった。
投身自殺する人は、地面に落ちるより先に恐怖によってショック死すると言われている。
死ぬことより先に死ぬことが怖くて死んでしまうアイロニーな動物、それが私たち人間なのだ。
息ができなくて、意識が遠のいていくその時、改めてそれに気づいた。
そんな最中にも関わらず、胸の片隅では「違う、違うよね、違うはずだろ」とか抜かしながら、避けられない運命から逃れようとしていた。
だけど……
叶えない夢だからこそ、人はそれを現実逃避と呼ぶ。
そして、もうすでにその運命は目の前まで来ている。
もうどこにも逃げることはできない。
トガクトガク、トガク...!.....ドカン!!!
徐々に近づいてくる足音が扉の前で止まった瞬間、まるで爆弾でも地面に叩き込まれたかのような衝撃に、思わず意識が遥かにふっ飛んでしまった。
違う。
そんなはずない。
これらすべてが自分の勘違いであることを願った。
少しの間止まっているだけで、再び歩き出すと、そうなってほしいと心から祈っていた。
だけど、本能的に気づいてしまった。
死神が来た。
( °ヮ° )
今週も皆さんお疲れ様でした。 私は今とても眠いです。
今週も皆さんも一週間が終わっていく分、疲れている方もいらっしゃると思います。
だからこそ、今日も無事に帰ってきてくれてありがとうと伝えたいです。
今日から始まる週末、どうかゆっくり休んで幸せな週末をお過ごしください。
今日も私は皆さんの週末が安らかになるように文と共に祈ります。
ありがとうございます(✿˘˘✿)




