【冬怖2】執着と終着【200字】
しいな ここみ 様 主催の「冬のホラー企画2」参加作品です。スプラッターなネタですのでご注意ください。
明は屍体性愛者だった。私は死体を用意する連続殺人者だ。そんな関係でも私は明に必要とされていたかった。
でももうそれも終わりだ。明は私を見てはくれない。氷の魔女の虜になりゾンビになってしまったのだ。そして魔女は何度私に殺されても生き返ってしまう。
魔女の奴隷となった明の犬歯が私の喉に食い込む。ああ、でもこれが本当の願望だったのかもしれない。内蔵を貪られ陵辱されながらも私は確かに歓びを感じているのだから。
冬成分が足りていません。ご批判は甘んじて。