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魔の三角形に迷いこむ

ハーレムです。ウッハウハです。

今回は動きがない……。

次回に期待!……して頂ければ幸いです。

「道に迷った」


今日は転校初日なので、少し余裕をもって家を出たんだが……時刻はすでに8時25分。


「25分までに職員室に来いっていわれてたよな……。」


で、今が25分。


「……帰るか」


引き返そうとした時、視界の端に同じ制服を着た生徒を発見!


というわけで、ストーキング開始!


大丈夫、気配を消して、20mの距離保ってればばれない!


……いや、別にばれてもいいんだけどね。



名も知らぬ生徒の後をつけて、5分位で学校到着。


「むぅ、恐るべし。バミューダトライアングル」

「おい、お前!」


一人唸ってたら、声をかけられた。


「ミー?」


確認。


「ユー」


確認取れました。


どうやら体育教師っぽい、ゴツいのに声をかけられたらしい。


「何ですか?ゴリさん」


「早く教室に行け!遅刻だぞ!」


そうだった!


「ゴリさん!職員室ってどこ?」


「職員室?ってことはお前が転校生か?」


さすがゴリさん、話がはやい!


「そうです!」


「そうかそうか転校初日に遅刻とはやるなぁ!はっはっは」


「そうでしょう!ははは」


なんかノリのよさそうな先生みたいだし、とりあえずのっとけ!


「何がおかしい!」


おい!!あんた笑ってただろ!?


「お前のせいで深海先生が困ってただろうが!全く、案内してやるから着いて来い!」


こいつウゼェ!けど案内してくれるみたいだし、ここは黙ってよう。


「ここが職員室だ」

ゴリさんの案内でやっと到着。


てか、階段の横だから案内なくてもわかっただろ!


「助かりました。それじゃ失礼します」


一応ゴリさんに礼を言って職員室に入る。


「おい、コラ」


キャー、なんか知らんけど美女に睨まれてます!


美人だけどあまりお近づきになりたくないので(だってコワいんだもん)スルー。


「おい塩崎」


できなかった~!ご指名ありがとうございます!


「な、なんでしょうか?」


「今何分だ?」


「さ、35分…です」


「あぁ!?」


ひぃ!?なんで!?


「私はさぁ25分までに来るように言ったよなぁ?」


ヤバい!この人が担任っぽい!


手続きやら何やら全部お袋に任せっきりだったからわかんねぇよ!


だ、誰か助けて……。


「まぁまぁ、そんなに怒らなくてもいいじゃないですか」


おぉ!またもや美女登場!


「チッ、美波は甘いんだよ」


なるほど、この美人さんは美波さんって言うんだな。


白衣着てるから保健の先生かな?


「塩崎。美波に免じて今回は許してやる。命拾いしたな」


何するつもりだったんですか!?


「ありがとうございます!美波先生?のおかげです!」


「フフッ、今度からは気をつけて下さいね。塩崎君」


あぁん!美波先生何かいい匂いがするぅ!


「ハァハァハァ」


「し、塩崎?」


「ハァハ……うぉ!?」


ドン引きされてる!?


「ゴホン!え、えっと美波先生は保健医なんですか?」


やべぇやべぇ、危うく転校初日に変態の称号がつくとこだった!


「あ、自己紹介がまだでしたね!私は小田 美波〈みなみ〉お察しの通り保健医です」


ニコッて、ニコッてぇ!か~わ~い~い!!


茶色がかったロングヘアーも、俺より頭一つ分低い身長も、たれ目な所も、瑞々しい唇も、か~わ~い~ぶふぅ!?


「おい、お前の担任わ・た・し・だ!」


こ、こいついい右もってんじゃねーか。朝飯リバースしそうだぜ。


「お前の担任の深海〈ふかみ〉 茜〈あかね〉だ」


くそぅ!やっぱ担任か!てか、殴ったのはスルーなの!?



まぁ、美人だから許すけどね!


髪はショートで、目は猫目っつーの?身長は俺とあんま変わんないから170位かな?スタイルはいいんだけど、お胸がちょっとね、なんというか、がんばりましょう。って感じかな?


「おい、お前今すご~く失礼な事考えなかったか?」


読心術使えんの!?


「き、気のせいですよ。お二人とも美人だな~と思ってました。はい」


「やだ、もう!お上手なんですね!」


「なかなか正直な奴だな!」

美波先生は照れた顔も可愛いな~。てか痛い痛い!


深海先生、嬉しそうなのはいいんだけど、バッチンバッチン叩かないで!



「ちょ、深海先生、痛いです!」


「あん?美波は名前で私は名字なんだぁ。へぇ~、ふぅ~ん」


うわぁ、この人いがいと子供っぽいよ!


「あ~、茜先生」


「うわ!ほんとに名前で呼びやがった!」


「えぇ!?」


あんたが名前で呼べって言ったんじゃん!?


「ククッ、なかなかからかいがいのある奴だな!」


ぬぅ!ぼくのピュアなハートはボロボロです。


「よしよし、お前には特別に名前で呼ばせてやろう!」


「はぁ、もう何でもいいです」


「まぁ、そういじけるな。よし、そろそろ教室に行くぞ!」


「じゃあ、私も失礼しますね」


そう言って美波先生は職員室から出ていった。


「それじゃあ行くか」


「はい」


なんだかかなり疲れたけど、まぁ、二人と打ち解けられたから良しとするか!


なんじゃこりゃ!?ってな内容でしたね。まぁ、まだ一話なんでこれからです。はい。

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