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ひとりよがりなはだかの心

作者: 秋葉竹




わたしよりひとりよがりな雨が降るこの紫陽花の声も聴こえる


わたしなら雨に濡れてもかまわないこの紫陽花の歌を聴かせて




天高く心をはだかにしたあとの悩みごとなら夜にもちこす


罪もない心をはだかというのなら着飾る理由はやさしいからだね





さみしくてはだかの心をみせあった彼女の夢に泣くなあたしよ


照れあってはだかの心をみせあった彼女の夢をみた夜抱きしめ




しあわせは手先が器用な感じです、あたしすっかり不幸になれてる


しあわせを器用にこなす君がいてあたしを置き去りどこへゆくのか




ほんとうを心の底から信じてた罪は明日につながらない恋


星雲の遥か高みをみあげる目、罪は漆黒、希望は白銀




真実の世界に風よ吹きやがれ、あなたが好きだと泣いてはいけない


悲しみの世界に風よ吹きやがれ、あなたとふたり、泣いて白蓮





窓の外、やっと終わった失恋の最後の幕引くやまない長雨


ほほえみをこぼす小さな声もいま消してしまうか、やまない長雨




切りとった心を犬に食わせたらいいんじゃないのと君は強がる


切りとった世界をジッとみつめたらそんな感じでみないでという




ねぇ、あんた?夜には夜の片翼の天使の影を探していたよね?


悲しみの夜には夜のスイーツを食べて眠った夏の終わりに








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