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神在月 第一章①  作者: ブロンズ像
無貌の神
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アクシデント

まあお約束なんで…w(・(×)・)

俺はタオルやら着替えやらを入れた桶を持ってロビーまで降りていき、男湯女湯の赤と青で色分けられたのれんの前で女二人と鉢合わせした。

「代…」

代耶はさっとアナトリアの陰に隠れた。

「ユピさん、あんなのと一緒で大丈夫なんでしょうか…」

彼女が俺と一回も視線を合わそうともせず言っているのが聞こえた。

釈然としない気持ちを抱えながら脱衣所で服を脱ごうとしてベルトに手を掛けた。

突如雷が落ちたかのような衝撃が走った。


「トラックだ!トラックだ!」

外から、隣の部屋から、慌てた人々の声やドタバタいう音が聞こえた。

「代耶!」

脱ぎかけた上着を直して飛び出した。

赤いのれんを押しのけて奥に入ると、彼女は既に入浴準備万端の体勢だった。

「脱ぐの速ー!」

「ぎゃああああああ

ーーーーーーあああ!!!」

そばに置いてあった風呂桶の側面が回転して飛んでくるのが見えたと思うと、そこから視界が真っ暗になった。

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