表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/70

魔人が街に襲撃して来ました。(1)

「大丈夫だったの!?すごい音が聞こえたけど!!」


俺たちが街の門まで戻ると、シェスタが俺たちを出迎えた。


「なんとか襲撃して来た魔物は倒せたんだが、また新しい魔物を出されたんだ」


「倒せたのね……」

「それで、何体くらい出されたの?」


「少なくとも200よりも多い。多分1000体くらいはあるだろう」


「ええ!?!?」


「それにあの魔物は勇者にしか倒せないみたいだ」


「それが1000体!?!?!?」


「王都を滅ぼす時に使う奴をここで使ったらしい。魔人によれば大陸を滅ぼせるそうだ」


「ええええええ!?!?」


シェスタが少し俯き、考える。


「まさか本当に予言通りに……」

「その魔物達はここから見えるのかしら?」


予言?このことが予めわかっていたのだろうか。


「高い所に登れば多分見えるぞ」


「それじゃああなた達ちょっとついて来てくれるかしら」


シェスタはそう言うと、街の中に入り、俺たちを手招きする。


俺たちはシェスタについていく。

すると、街を囲う壁の内側、壁沿いに付いている階段を上り始めた。


「ここ登れるのか」


「ええ。大体街を囲う壁の上には登れるわよ」


階段を登り終えると、壁の上に到着した。


「すごーい!!遠くまで見える!!」


「ボク達が戦った魔物はあっちの方だね」


「あっちね」


俺たちは紫の霧が大量に出た辺りを見る。


すると、地平線が紫色に染まっている光景が見えた。


「あれ全部魔物なの!?!?」


シェスタが望遠鏡を取り出し、覗く。


「そうだな。あの魔物は倒せば倒すほど合体して強くなる。先ほどとは比べものにならないくらい厄介だな」


200体くらいであの大きさになったのだ。

軽く1000体以上いそうなこの状況では間違いなく大変なことになる。

聖剣で倒せばもしかしたら合体しないのかもしれないが、そんな賭けをするのは流石に危ないし、聖剣だけではあの数は対処できないだろう。


「さっき1000体くらいと言っていたけれど、多分3000体は居るわ。今もどんどん増えてるから5000体くらいにはなるわね」

「それにあれ全部魔法耐性持ってるんでしょ?その話が本当だとすると、もうこの街どころかこの国終わりよ……」


シェスタが望遠鏡を覗きながら言う。


5000体!?!?

それは確かに大陸が滅んでもおかしくない数だな……


ここはまたスキルを連続使用して俺が聖剣を持って突っ込むか?

いや、5000体は流石に手に負えないな……


それにしても魔法耐性が厄介だな。

俺のステータスのHPとMPの割合からすると魔法を使って敵を倒した方が楽なんだろうがな……


「なあシェスタ。魔法耐性ってどういうものなんだ?」


「術者が付与するタイプの魔法耐性は対象に魔力をまとわせて、飛んで来た魔力を相殺するものよ」


「それって突破できるのか?」


「魔法耐性を付与するのに使った魔力の10倍くらいあれば突破できるけれど、流石に魔人の10倍は無理よ?」


付与に使った魔力の10倍……


俺は自分のステータスウィンドウを見る。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前:タケル ミズタニ


種族:ヒューマン


年齢:17歳


使用可能属性:火属性、水属性、風属性、地属性、光属性、闇属性、時間属性、

空間属性、無属性、古代熱属性、古代氷属性、古代大気属性、古代生物属性、

古代神秘属性、古代死属性、精霊属性


魔術階位:30


職業:終焉の魔術師、賢者、上位魔術師、黄金剣士、音速剣士、白銀の射手、時間魔術師、

空間輸送人、錬金建築士、結界術師、魔法剣士、上位付与術師、支援特化魔術師、

極致の武闘家、精霊森の狩人、歴戦の斧使い、神殺し、極致の槍術士、勇者、

音響魔術師、etc...


魔法:天滅、火炎弾、収納空間、錬金建築、障壁、身体強化、耐久強化、攻撃強化、

対闇属性強化、超攻撃強化、超耐性強化、拡声、etc...


スキル::自動翻訳(自動)、剣心(自動)、自動反撃(自動)、時の申し子(自動)、自動収納(自動)、

勇者の証(自動)、黄金の覇気(手動)、超突撃(手動)、強断(手動)、強突(手動)、

八連斬(手動)、瞬風(手動)、瞬斬(手動)、超加速(手動)、閃風矢(手動)、超集中(手動)、

超気功(手動)、瞬跳(手動)、戦闘態勢(手動)、筋強化(手動)、なぎ払い(手動)、

破神の精神(手動)、超投槍術(手動)、etc...


レベル:32


HP:302012/302012


MP:1212071/1212071


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


スキルという欄が新しく追加されているな。

というか職業も魔法もスキルも一気に増えたな……

上がったレベルの割にHPとMPがかなり上昇しているな。なぜだろうか。

とりあえず色々考察したいことはあるが、今は自分のMPだけ見るとしよう。

MPは約120万。レベル1の時からするとかなり増えたな。

もし魔物達にかかっている魔法耐性に使われた魔力が12万以下なら俺の魔力全てを使えば突破できるのではないか……?


「なあ、あの魔物達にかかってる魔力って多くてどのくらいだ?ちなみにあれは1000年間かけて作ったと言っていた」


「1000年!?!?え、ええと……いくら魔人とはいえあの数だから、1000年間ずっと魔人が魔力をつぎ込み続けても1体につき8万が限界くらいね」


「8万か。それならいけるかもしれないな」


「……は?」


「あれを突破するには魔力を80万ぶつければいいんだろ?」


「貴方、ヒューマンの平均魔力知ってるかしら?」


あー、前エッシェルが言っていたな。魔人との差が知りたかっただけだからあんまり覚えていないが、どれくらいだったか。


「大体2000くらいだったか?」


「100よ。2000あったら宮廷魔術師になれるわよ」


あれ。流石にそんなに低くないと思うんだが。

そう考えると俺の魔力やばくね……?

やはり職業が多いとステータスが大きくなるのだろうか。


「もし俺の魔力が80万超えてたらどうする?」


「なんでもするわ」


凄まじい自信だな……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ