表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/70

攻撃力がえげつないことになりました。

"LEVEL UP!!"


いきなり目の前に文字が出る。レベルが上がったのか。

そう思った次の瞬間。


"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"

"新しいスキルを取得しました"


突然目の前が真っ暗に、いや、大量の文字に包まれる。


「!?!?!?」


思わず俺の動きが一瞬止まる。


視界の下端から上端まで、新しいスキルを取得しましたという文字が俺の視界を突然覆い、視界の中央に出ていたレベルアップの文字すら隠れてしまった。

恐らくレベル31からは新しいスキルが獲得できるのだろう。

職業が大量にあるせいで、レベル31になると獲得できるスキルがたくさんあったためこうなったのだろうか。


「はあっ!」


とりあえずうっすら見える、文字の奥の魔物をよく見て、再び攻撃を始める。


ただ跳躍して敵を斬り、様々なスキルを発動する。

それだけなのだが、強制目隠し縛りをさせられたせいで急に難易度が上がった。


ー歴戦の斧使い・なぎ払いー


「おらあっ!!」


目隠しされてから数秒後、ちょうどスキルで魔物を十数体吹き飛ばしたところで、文字がだんだんと薄くなり、消える。

まさかレベルアップで目隠しされるとは思わなかった。

これが職業を複数持つ者特有のデメリットといったところなのだろうか。


右に2体!!

スゴン!


前に3体!!

ドゴン!!


左後ろに12体!!

バコオオオオン!!!


後ろに15体!!

スガアアアアアン!!!


右に8体!!

ズシャァッ!


右前に7体!!

ボカアアン!!


左に5体!!

シュバッ!!!


強化スキルの重ねがけ、そして攻撃スキルの連続使用により、かなり軽く剣を振っているのにも関わらず魔物達がみるみる溶けていく。


気がつくと、200体以上もの魔物がもう残り十数体になっていた。

しかしその数体は霧を取り込み終わってしまったため、ボスモンスターと言うにふさわしいほど大きくなり、強さを増していた。


強化バフの残り時間は最も短いもので1分6秒。

つまりあのボスモンスター達を1分6秒以内に倒せばいいのか。

いや、さらに霧になって強化されると考えたらもっとなのかも知れないが、強化される前に倒そう。


ー音速剣士・瞬風ー


ー黄金剣士・強断ー


高さ十メートル少しの魔物の上に跳び、激しく斬り下ろす。


先ほどまでとは比べものにならないくらい魔物が強くなっているため、もしかしたらスキルを2つ使っても倒せないかと一瞬思ったが、そんなことはありえないだろう。


強断は、ただの斬り降ろしの約10倍の火力が出る。


今の強断は強化スキルなしの切りおろしの672倍の10倍、6720倍の攻撃力であり、剣の攻撃力強化で5倍、闇属性特攻でまた5倍。それらを合わせれば168000倍の火力が……いや、身体強化で力が3倍程度になっているから504000倍か。

ただの斬り降ろしの504000倍ものダメージが出るのだ。

こんな巨大な魔物であろうとオーバーキル確定だろう。

前世で習った算数がそう言っている。



ズバアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!


俺が剣を振り下ろしたと同時に、魔物が両断されたどころか地面が両断された。


ー黄金剣士・強突ー


今度は一直線に並んでいる3体の魔物に向けて、剣を構える。


ちなみに強突も通常の刺突の10倍の火力が出る。

自分で計算してみて改めて分かったが、504000倍の火力なんだ。

剣自体が触れてなくても、風だけで多分倒せる。



そう思いながら全力で魔物に向けて剣を突いた直後。



ドゴオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!


剣先から出た波動のようなものが巨大な魔物を貫き、一撃で絶命させた。

これは流石に自分でも驚きだな。


こんな火力の出る攻撃をさっきまで俺はあの小さい状態の魔物に使っていたのか。

それはとんだオーバーキルだったな。

思い返してみると、魔物に攻撃を当てたつもりが魔物が消し飛んで奥の地面がえぐれていたくらいだったからな。


そう思いながら悲惨な事になっている地面を少し眺めていると、倒れた魔物が霧になり始めた。


万が一にもエッシェルとシエラには絶対に当たらないようにしなければな。


「やっぱりまだ強化されるのか!!」


霧が生きている魔物を強化するよりも早く急いで他の生きている魔物を倒さなければ。


恐らくすべての魔物が倒され、霧の行き場がなくなればこいつらを完全に倒せるのだろう。


ー結界魔術師・小結界 MP消費:20ー


「小結界!」


空中にいる俺は、残った魔物の方に体を傾け、足元に小さい結界を作ってからそれを足場に魔物に向けて跳躍する。


「はああああっ!!!」


そのまま落下の勢いで魔物を両断する。


「はっ!!」


そして再び別の魔物に向けて地面を蹴って跳躍する。


「おらあああっ!!!」


再び魔物を両断。


「小結界!!」


そして再び別の魔物に体を傾け、小さな結界を足場に跳躍。


「おらっ!!!」


両断。


「はあっ!!」


跳躍。


「おらあっ!!」


両断。


「小結界!!」


跳躍。


「おらあっ!!」


両断。


上へ下へと勢い良く動き、次々と巨大な魔物を両断していく。


そして残りの魔物の数が、5、4、3、2……と、どんどん減っていく。


「後一体だ!!」


俺が最後から2番目の魔物を両断し、空中で小結界を作ろうとしたその時。


"LEVEL UP!!"


目の前に巨大な文字が表示された。

みなさん評価、ブックマークありがとうございます!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ