表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

178/194

ピカピカ

非モテサラリーマン 花岡修太朗の2巻発売が決定しました。

現在作業中なので、もうすぐ発売日が決まるのではと思います。

そしてコミカライズも決定しました。

まだ詳細は何も決まっていませんが、今から修太朗の活躍が楽しみです。

これも読者の皆さんの応援のおかげです。

これからもよろしくお願いします。

”なんかおかしくね?”

”ずっと光ってる”

”気にするな。気にしたら負けだ”

”魔法って使ってると魔力減るんだよな”

”俺、戦闘以外で魔法使ってるの初めて見たかも”

”これが正しい使い方”

”そんなわけない。修太朗オリジナル”

”数百年、数千年培われた魔法という概念をぶち壊す修太朗”

”さすが世界トレンド一位の男”


ロックリザードと戦った時に気づいてしまった。

あれほど歩くのに苦労した岩場を『ギリスマティ』で強化すれば難なく走れた。

つまりは、常時『ギリスマティ』で強化していれば6階層の移動も苦にならないのではないか。

魔法を使えば当然魔力は減る。

だからこそ魔法の発動は戦闘時に限られる。

そう、思い込んでいたけど、日にもよるけど一日ダンジョンに潜って実際に戦っているのは30分から1時間程度だろう。

つまり、普段でも最大1時間程度は魔法を発動していることがあるという事だ。

仮に8時間潜ったとして、常時『ギリスマティ』を発動した場合、いつもの8倍魔力が必要となる。

逆に言えば8倍の魔力があれば、『ギリスマティ』を常時発動しても問題ないという事だ。

完全に盲点だった。

俺の魔力は999。

50が標準だったとしておよそ20倍。

全く問題なく使える。


「古今東西の英霊よ、気高き、その力、その魂、その権能を我に示し、敵なるものを打ち倒す英知を授けたまえ『ギリスマティ』」


効果が切れる度にかけ直せばいいだけ。

念のため込める魔力は少なめで。

常時使っていれば、魔法の練習にもなる。

これってすごい発見なんじゃないだろうか。

おっさんのダンジョン踏破能力を一気に引き上げる裏技。

気付いた自分を褒めてやりたいくらいだ。


「湊隊長、まじっすか」

「さすがにおどろきましたね」

「あんなのありですか? 見たことないっす」

「まあ、しゅうたろうさんですから」

「いや、いや、いや、ずっと光ってて眩しいっす」

「大仁田くんもよく光ってるじゃないですか」

「あれは戦ってる時っす」

「いい絵が撮れてますよ~これはまた話題になりそうです。みなさん#ピカピカ花岡修太朗でお願いします」

「桜花ちゃん、遊んでない?」

「いえいえ、これも立派なお仕事ですから」


うん、調子がいい。

実際にやってみると想定以上だ。

走るわけじゃないから燃費も低めだし、自然回復もある。

そんな機会はないだろうけど、やろうと思えば24時間発動してても大丈夫そうだ。

冗談抜きで魔法って何でもありだな。

やっぱり『ギリスマティ』ってすごい。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i947131
― 新着の感想 ―
>みなさん#ピカピカ花岡修太朗でお願いします 略して『ピ◯修』 …ごめん、なんか全身黄色く塗った中年男性を想像してしまった…
スーパー野菜人にずっとなっている状態を維持するとかいう漫画がありましたが 魔力999は果たして上限値なのだろうか? 慣れると消費が減るようになるのか最大MPが上昇するのかは気になりますね。
電子版小説読みました、ゴブリンキング戦後に追記されたステータスで体力が平均値に戻ったんですね、でもギリマスティの常用化はもう少し早く気が付いても良かったような…… 魔力が999で誰も参考になる人がいな…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ