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呼び出し

大仁田さん抜きで3階層に潜った翌日、呼び出しがかかった。

通常の出勤時間よりは早い時間だけど、前回の呼び出しのように緊急では無さそうだけどなんだろうか。

事務所に行くと、湊隊長はすでに出社してきていて、桜花さんと凜も少し遅れてやってきた。


「大仁田君は、まだ厳しいようなのでお休みです」

「今日は、どうしたんでしょうか」

「昨日ですが、石橋隊と連絡が途切れてしまったようです」

「連絡が途切れたというのはダンジョンでの話でしょうか」

「そうです。昨日5階層を探索中に連絡が途切れたようです」

「隊長、石橋隊も水島さんが配信してると思うんですけど、途切れたというのはどういう事なんですか?」

「配信が止まって、それっきり連絡が取れないようです。状況がわからないので昨日一日は帰還を待っていたのですが、戻って来る様子はないので、救助に隊を向かわせることになりました」

「私達だけですか?」

「いえ、他に明神隊と西岡隊、それと山口隊も向かいます」


どうやら昨日5階層を探索していた石橋隊が戻ってこないらしい。

直接面識はないけど5階層を探索していたというからそれなりになれている部隊だと思われる。

どうして昨日のうちに救助に向かわなかったのかともおもうけど、連絡がつかないとのことなので状況もわからないし2次被害ということもあり得るので今の対応なんだろう。

通常の業務もこなさなければ、ダンジョンのバランスがおかしくなってもいけないので、この4隊が特別編成部隊といったところだろう。

無事だといいけど、5階層だし楽観視は出来ない。


「大仁田くんはいませんが、5階層迄は4隊合同ですから問題ないでしょう」

「わかりました」


早々に準備を済ませ。4隊19人でダンジョンへと潜る。


「場所はわかってるんですか?」

「配信が途切れた場所はわかっているようなのでまずはそこへ向かいます」


4隊が前後に分かれ、歩調を合わせて進んで行く。

4隊とも5階層より奥に達している隊なので、この中では俺だけが5階層迄という状況だ。

当然のようにいつもの雰囲気とは全く違う緊迫感の中、行軍は続く。


「桜花さん、こういう事は時々あるんですか?」

「各隊、配信があるので普通は状況は把握できてるんです。あまり聞いたことがないです」

「素人考えですけど画像解析とかしそうですよね」

「それがないって事は突然配信機材が壊れたとかでしょうか」


機材が壊れるってどういう状況が考えられるだろう。

正直、自然発生的に故障したなら戻ってこないのはおかしい。

あってほしくはないが、1番可能性があるのは外的要因。

モンスターにやられた可能性。

後藤隊なら5階層ではまず無いが、石橋隊の力量がわからないのでなんとも言えない。

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