表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

鬼々時雨

作者:そうのく
 討士であるイサメギ・シクナは笹澄と呼ばれる地で、その国の兵士としての日々を過ごしていた。
 討士は妖魔などの脅威から民や土地を守るために存在する兵士だ。城の主であり、この国を支える存在である巫女、ミヒワノ・ヒユネによって笹澄は支えられていた。
 その地で穏やかな時間を過ごすシクナ。かつては鬼と呼ばれ、人々から恐れられてきたシクナだが、その穏やかな時間はシクナに鬼であることを忘れさせるには十分な時間だった。
 しかし、その平穏な日々は時間と共に崩れ行く。ある時、笹澄に脅威が迫る。隣国である帳《とばり》の忍びが笹澄へと侵入を試みる。何かを狙う帳の意図に翻弄されるようになる笹澄。
 ミヒワノ・ヒユネは戦いに迷いを生じたまま、どうするべきか決断を迫られる。同時に過去の出来事がきっかけで、ミヒワノ・ヒユネの身の内を影が蝕んでいた。
 苦悩と共に運命の時が迫る。笹澄と帳が相対する。その時、鬼の子であるシクナもまた、人に向けて刃を振るう。
 笹澄の討士として、皆を守るためという決意を胸に刃を手に取る。過去の柵と対峙し、人と人が試されていた。
 戦いの中で、シクナの中に確かな鬼の血が蠢き出していた。
 笹澄とシクナに、戦いの運命が押し寄せていた。
第一章
2021/09/15 20:20
第二章
2021/09/16 22:01
第三章
2021/09/18 22:46
第四章
2021/09/19 20:08
第五章
2021/09/19 22:13
第六章
2021/09/20 21:12
第七章
2021/09/23 19:53
第八章
2021/09/24 22:17
第九章
2021/09/28 17:35
第十章
2021/09/28 21:11
第十一章
2021/09/29 20:08
第十二章
2021/09/30 17:44
第十三章
2021/09/30 21:19
第十四章
2021/10/01 20:21
第十五章
2021/10/02 19:11
第十六章
2021/10/03 21:23
第十七章
2021/10/04 20:25
第十八章
2021/10/05 22:33
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ