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余命200文字

作者: 天理妙我

 俺の命は残り二〇〇文字しかないらしい。そんなことを考えているうちに、四七文字も使ってしまった。これって、ちょっと前に流行ったやつだろう。何だって今更になって俺なんだ。ああ、もう残り少ない命を半分以上も使ってしまった。残すはあと八二文字。どうしたらいい。六一文字で一体何ができる。俺は四三文字で何かを遺せるだろうか。ああ、何ということだ。くどくどと考えているうちに俺は寿命を使い果たしてしまったらしい。

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― 新着の感想 ―
[一言] 面白かったです。後半の焦りが募っていく感じが秀逸ですね。
[一言] あっという間の人生。けっこうリアル。
[良い点] 悩み抜いた人生でしたね。 それにしてもあっという間だ……(笑) たぶん私も最期に振り返る余裕があったら、あっという間だったなーとか思う気がします。
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