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89話・屋台へ移動中



蒼井達はギルドを出て、受けたボディーガードクエストを行う為、

屋台市場に向けて歩いている...。



「ん...なんだろ?ねぇ、シュン。何か、あっちの方が騒がしくない?」


「そちらの方角は、確か...屋台市場のある場所ですよね?」


アミューが何かの騒ぎに気づき、ココがその方角を指差す。


「あ!あっちの奥を見て、シュン!あそこに多数の人達が集まっているよ!」


「ん...?あ、本当だ。何であの人達、あんな所に集まってるだろ...?」


蒼井達は群がっている人達を不思議に思い、情報を聞く為、その連中のいる

場所まで移動する。



「あ、あの...すいません。この人だかりは、一体なんなのですか?」


僕は人だかりの中のひとりに声をかけて、この状況は何なのか聞いてみる。


「この集まりかい?これはこの先にある屋台市場から追い出された

人達の集まりだよ!」


「屋台市場を追い出された...?」


「ああ...ガッコの部下共が、いきなりやってきてよ...」


「客や屋台主を市場から追い出したんですよ!」


おっさんから情報を聞いていると、近くにいた他の人達が不満に満ちた声で

屋台市場の情報を語ってくる。


「それじゃ...屋台市場には、そのガッコとか言う部下以外はもういないの?」


「いいえ...まだあそこには、ガッコの部下達に抵抗している連中が、まだ数名

残ってそいつらと戦っています!」


「戦って...。ね、ねぇ...おじさん、その残っている人達の中に、焼き鳥屋を

やっている屋台のお姉さんがいなかった?」


「焼き鳥屋...はて?」


「なぁ、それって...もしかして、アンジュさんの事じゃないか!」


コウの質問におっさんが首を傾げていると、隣の無精髭をはやしたおっさんが、

ある女性の名前を口にする。


「ああ...お姉さんって言うから、気づかなかったが...言われれば見た目は

若いお姉さんだよね、アンジュさんて!」


その女性の名前を聞いたおっさんが、なるほどアンジュさんかっという

顔をして、納得している。


え...なに、今のおっさんのリアクション......。


見た目が若いお姉さんだよねって、どういう事...?


やっぱり屋台のお姉さんって、見た目より結構なお年なのかな...?


僕がその事が気になってきたので、おっさん達にその真相を聞くべく、

口を開く...。


「あ、あの...見た目が若く見えるって...そ、そのアンジュさんって...

一体、年齢はおいくつ程―――」


「コォラアアァァ―――ッ!シュンッ!私、前に女性の年齢を聞くのは、

御法度だって、言ったよねっ!!」


アミューが蒼井の言葉を遮り、顔を真っ赤にして声を荒らげてくる。


「むむ...それを言うなら、さっきアミューだってルビさんの年齢を

ウッカリ、吐露しかけたじゃんか!」


迫る様に説教してくるアミューに、先程のアミューのやらかしを

思い出した僕は、それをネタに反論を言葉を投げかける。


「あ、あれ~?そう言えばそんな事もあったっけ...あは...あはは♪」


バツの悪そうな顔をしたアミューが、誤魔化す様にニガ笑いを浮かべている。


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