表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/481

46話・アミューさん...激おこ!


「しまったぁっ!アミューと離れて結構、時間が経っちゃってたぁっ!?」


「だ、誰なのお兄ちゃん?この大声でお兄ちゃんを呼んでいる人は?」


ちょんちょんと蒼井の裾を摘まんで、ココがアミューの事を聞いてくる。


「アミューの事かい?アミューは僕と同じ冒険者仲間で、今日一緒に

クエストに来てたんだけど...ココを救出するのに、ちょっと時間を

食っちゃったから、心配になって僕を探してく―――」


「シュン...って、嗚呼!こんな所にいたぁぁっ!」


ココにアミューの説明していると、僕を見つけたアミューが喫驚な声を

上げ、その声の勢いと共にドスドスと音を立ててこっちに近づいて来る。


「ご、ごめんアミュー!ちょっと、緊急な事が起こってさ...」


「言い訳なんていらいない...っ!問答無用よぉぉ――――ッ!!」


「ち、ちょっと待って!?僕を攻撃しちゃだ――――ハアアアウゥッ!?」


自動防御がアミューをカウンターするかも知れないので、慌てて止めようとするが

僕がセリフを言い終わる前にアミューの重い一撃ビンタが決まり、グルグルと

回転しながら地面に叩きつけられる。


イアアアァァァァ―――イィィッ!?エエエェェ――――あ、あれぇぇぇッ!?

思いっきり、痛いんですけどぉぉぉぉぉ――――――――――ッ!?


最低防御でも痛みは感じないんじゃなかったっけ?それが何?この死にそうな

痛みはっ!?


「それはその娘の攻撃...ビンタが、シュンの事を思っての行動だからよ...」


「え...僕の事を思って...?それがこの痛みと、どう繋がるんだい?」


「それはね......」


僕の疑問にメイーナが、金剛石の腕輪の追加情報を説明をしてくれた。


この金剛石の腕輪は、マイナスパワーを防御するアイテムなので、

プラスパワー...好意でやった事や、冗談を含んだ行為...等々は

攻撃と言うカテゴリーではないので防御はしないと言う事らしい...。


「な、なるほど...つまり、好意的な攻撃には空気を読んで、自動防御が

発動しないって事なんだね...」


「そう言う事かな...♪流石にそれをカウンターしたら、シュンも困るでしょ!」


まあ...考えたらそれはそうだよね...。


人間には、軽い嫉妬、照れ隠し、そして今のアミューの様に心配からくる攻撃がある。

もしそれをカウンターしようものなら、マジでドン引きだよね...うん、納得した。


それにしても...痛い!頬の神経全部がビリビリしている!それにビンタで回転って...

どんだけだよ!アミューさん、パな過ぎッスわ!


「し、シュン!だ、大丈夫!?そこまで強く叩いてないはずなんだけど!」


ええぇぇ―――ッ!今のビンタでそこまでLVなのっ!?思いっきり回転したん

ですけど!?


「ち、ちょっと、あなた!お、お兄ちゃんになんて事をするんですか!」


ココが蒼井の前に防御する様に立ち、フニャーッと獣人らしい唸り声を出し、

アミューの事を威嚇している。


「え...そう言うあんたも誰なの!?シュンとどんな関係があるのよ!」


「ボクですか、ボクはお兄ちゃんの奴隷...けふっけふ...お兄ちゃんの従者の

ココって者です!」


「え...今、奴隷とか、言わなかった?」


「言っていませんけど...?」


「え...い、いや...確かに...」


「言っていませんって、言わなかったですか?」


「そ、そう...言ってないんだね、わかった...はは...ん?従者...?従者って、

あの主従の従者?」


ココの素っ惚けに仕方なく納得しかけたのだが、もう1つの単語、従者に

気づきココに問うてみる。


「そう従者ですけど、それが何か?」


「ちょ、シュン!一体どう言う事なの!?私と離れてた少しの時間で

何で従者ができちゃっているのよ!?」


ココから返ってきた答えにアミューが驚くと同時に、激おこ状態になって、

蒼井に何でだ!言わんばかりに食ってかかる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ