表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
341/481

341話・数々のマジックアイテム


「ま、参ったな...私の得意技、竜火炎の攻撃をこうも簡単に

消し去っちゃうだなんて!」


「よし!動揺で隙ができた!こいつでとどめだ、ニーズとやらっ!」


僕はウォーターソードをドラゴンスレイヤーにチェンジし、

メイーナ・ガントレットの飛行スピードアップモードを発動させて

竜人族の娘へとどめの追い打ちをかける為、空中を突撃する様に

猛ダッシュで飛んで行く!


「何なの!シュン君の繰り出すあのマジックアイテムの数々は!?」


それに直ぐ様、他の武器や防具に変換できるあの能力...


「どれもこれも全部、反則だらけの性能じゃんかぁぁっ!」


「はぁぁ!食らえ、竜殺しの斬激!うりゃぁぁぁぁ―――っ!!」


「くぅ!こ、これは避けられない......うぐぅはっ!!」


大きく振りかぶったドラゴンスレイヤーを、ニーズの身体が真っ二つに

なるくらいの勢いで、蒼井が思いっきり斬り込んでいく!


「ぐぬぬぬ...装甲が硬い!だが、いけぇぇぇぇっ!!」


「ううぐぅぅ、私自慢の鱗が斬られ......キャァァァァァ――――ッ!!」


ドラゴンスレイヤーの斬激をその身に食らったニーズが、その衝撃で物凄い

スピードをあげて、地面へと叩きつけられた!


「あ、見て下さい、アミューさん!どうやら、シュン様があの竜人族の娘を

やっつけたみたいですよ!」


「おお、流石はシュンだね♪んじゃ、私達もシュンに負けない様、残りの

傭兵達を片しちゃおうか!」


ニーズに勝った蒼井を見て、ルビとアミューが称賛を送った後、残った

傭兵達の後片づけを開始する。


「グハギャァァァッ!!」


「よっしゃ!今の傭兵でどうやら最後みたいだね!」


アミューが周囲を見渡し、自分達以外に誰も立っていない事を確認すると、

天に拳をバッと突き出して、勝ち名乗りを上げる。


「お、己...貴様らのその強さは何なんだよ!」


先程アミューに倒され、地面に転がっている傭兵が、苦し紛れの嫌味を発する。


「私達が強いんじゃない。ただ、あんたらが弱かっただけ....だよっとっ!」


「うぎゃがっ!!」


傭兵の嫌味を聞いても全く動じないアミューが、力を込めて上げた足を傭兵の

背中へと思いっきり叩きつける!


「ハァ...相変わらず、こういう類いの連中には一切の手加減がありませんね...」


「んなの当然じゃん。こんなゴミみたいな根性の持ち主に善意なんてもんを

見せた日には、そっちが手痛い目に合うのが目に見えているからね。

それに、こいつらはココちゃんを拉致しようとした...これだけでこいつらの

所業は万死に値するってもんだ!」


ルビが呆れ口調でアミューの容赦無さを軽く窘めると、アミューがそれに対し、

否定の言葉で反論する。


「た、確かにココちゃんの件については私も激しく同意ですけどね!」


「あ。それより見てよ、ルビさん。シュンの奴が空から降りてくるみたいだよ!」


アミューが空を見上げると、ニーズを追ってシュンが地上へと降りてくる姿が

目に映ってくる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ