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プロローグ

********


 どうも、始めまして。ご来場、誠にありがとうございます。


ワタクシは、この世界の語りを担当させて頂く天の声です。『ナビゲーター』とでもお呼びください。声色は男でも女でもあなたのご想像にお任せいたします。


これから始まりますお話は、かなり馬鹿馬鹿しいハチャメチャな内容になる予定なのですが…これは、あくまでも[作者]自身が息抜きを目的に書き始めたお話ですので、暖かく見守って頂きますようよろしくお願いいたします。



それでは、さっそく本編を始めさせて頂きます。



ごゆるりとお楽しみ下さいませ。


********


 日本の首都『東京』

すでにここは【悪の秘密結社S】によって占拠されてしまっていた。


 占拠されてしまったと言っても、特に街が荒れて崩壊しているわけではないので、人々は普通に何もなかったかのように暮らしていた。


それでは、どんな風に【悪の秘密結社S】がこの『東京』を占拠しているかを説明するとですね…れっきとした正当な選挙で住民たちに選ばれて政権を握ってしまったのです。


どうして【悪の秘密結社S】なんて輩が政権を握ってしまったのかって?……それは、次々に怪人たちを作り出して人々を混乱に落とし入れる非道な奴らのやり口に最初の数ヵ月は誰もが必死に抵抗していたのですが、いつの間にか抵抗することに人々は疲れ果ててしまって住民投票という一見正当な方法で【悪の秘密結社S】が既存していた政党に勝利してしまったんです。


そうそう!……それに、この時には【正義のヒーロー】は『東京』に存在していなかったから、怪人たちに立ち向かう術のない人々は【悪の秘密結社S】に従うしか生き残る道は残されていなかったのです。


 ところが……。


 半年が過ぎようとしている今になって…やっとこれまでのような平和が人々に戻り、普通に平穏な生活がおくれるようになったというこのタイミングで……【悪の秘密結社S】に立ち向かう【正義のヒーロー】という輩がこの『東京』に現れるようになって…怪人とヒーローたちが所構わず激しい戦闘を繰り広げることによって…再び、人々を混乱の渦に巻き込もうとしていたのです。



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