表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生しても私は私  作者: 柳銀竜
猫VS犬
148/174

お城に行こう!

 

 スズの結婚式があった翌日。


 ユリナ達は、宿を引き払ってから馬車に乗り、城に向かっていた。

服装はゼルギュウム式の正装だ・・死ぬほど暑い。


「じゃあ城に行こうか・・・面倒な事はさっさと終わらせたいし」


 ・・・それに暑いしな・・・


ユリナが夏バテで、ゲッソリしがならそう言った。


「そうだな」


「行くか」


 シュエ達も、暑さにウンザリしているようで力無く答えた。


 町を走ること一時間。


ハヤワーン城に到着した。王が住む城は、平安時代の宮廷みたいな平屋の神殿の様な建物だった。


 馬車が城につくと、ユリナ達は門番に止められた。


「そこの馬車!!止まりなさい。そして、身分証を見せてください」


 御者をしていたグレルは、身分証の提示を求められて、ゴソゴソと懐を探る・・あっ!あったあった・・


「ほい」


「え!しっ失礼しました!お通りください」


 グレル達が、身分証を提示すると皆こんな反応だ。

まあ門番達は、大体平民だからしかたないが・・


 ユリナ達は馬車を、馬屋番に預けて(馬じゃなくて、牛がいたから馬屋番じゃなくて牛屋番かもしれない)

 案内人に連れられて、廊下を歩くすると・・


「ムネスケ様は、汚ならしいキャット族の貴女には・・・相応しくないわよ!別れなさい!!」


「新婚ホヤホヤで・・・別れるわけ無いじゃない!」


「別れなさいよ!」


「そうよそうよ!!」


 簾で仕切られた部屋の向こうで、スズと猫獣人の女性達が、言い争いをしていた。


 言い争いをしているスズは、風呂敷袋を抱えているので、ムネスケに忘れ物を届けに来たんだろうな・・


 しかし声はかけない・・面倒だからだ・・


「・・行こうか・・」


「・・そうですね」


 ユリナはいきなり修羅場に遭遇して、冷や汗をかいている案内人を促し、その場を後にした。


シュエとグレルは、修羅場より足元が気になるらしい。


なんと、ハヤワーン城は土足禁止だった。


 二人はしきりに足元を確認・・あれ?私の足元確認してるような・・まあ・・・いいか。


ユリナは、気にしない事に決めてそのまま歩く。


 そして、四人が奥に進んでいくと・・・・・


「スズと別れろ!!キャット族!」


「そうだ!そうだ!」


「貴様に!!スズは勿体ない!!」


 廊下のど真ん中で、コタロウがムネスケに突っかかっていた。


 こいつも・・・しつこい奴だ。


「・・貴方も諦めが悪いですね・・彼女はもう、私の妻ですよ」


「何を!!」


 ムネスケが、見下すようにコタロウを見ると、コタロウが掴みかかってくる。


 ムネスケは、掴みかかって来たコタロウの攻撃を、ヒラリとかわした。


「避けるな!」


「バカですか?避けるに決まってるだろう」


 ムネスケの発言は正論だが、頭に血が上ったコタロウは、聞く耳をもたないどころか、怒りをヒートアップさせていた・・


「貴様!!」


 コタロウは再び掴みかかるが、又もやヒラリとかわされる。


 再び掴みかかるが、またかわされる。


 暫くそれを繰り返していると、いきなり現れた兵達が、コタロウを連れて消えていった。


多分、摘まみ出されたんだろう・・


「・・行こうか・・」


「はい・・・」


 ユリナは、再び冷や汗をかいている案内人を促して歩きだした・・・



お城でした・・・・・

次は・・・・やっと国宝を返却し終わります・・・・・長かったです・・・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ