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しるし(詩集)

松並木

作者: さゆみ



いつもの見慣れた松並木


車の中から

ぼんやり眺める


まっすぐじゃない

くねくねに曲がった幹

深緑の尖った葉は当たり前だというように

毅然と枝を持ち上げて松を気取っている


長く続いてゆく松並木

昔は大名行列が歩いたらしい

今は老若男女がジョギングしたり散歩したり

遥か昔からじっと人間観察をしていた松並木


私はくねくねに曲がった精神を

愛想笑いで覆って人間を気取っている

でも今日みたいに灰色の天気は

愚図ってる精神が感化されて

限りなく だらしなくーー



それでも私は松にはなれない



人間はいつの世も歩き続けることをやめない

いつからか何からかずっと急かされ続けながら

歩き続けることをやめない



松並木よ

たまには私達が脇に佇んで眺めるから

代わりに歩いてみてはくれないかい







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― 新着の感想 ―
[一言] 松の木と人間のたとえ(比較)が面白いですね。 松の木がずっと見ている・・というのは新鮮でした^^ でもあのツンツンは痛そうです(笑)
2013/07/16 12:40 退会済み
管理
[一言] 流石さゆみ樣ですね。 祖母の家には横一直線にのびた、すねお、シャイアン……、またやってしまいました(^^;; 伸びた松があります。縦にも横にも伸びる松に力強さを感じます。 私はグロッキー((…
2013/07/14 18:04 退会済み
管理
[一言] こんにちは(*´∀`)ノ 木って大きくて、長生きでなかなか偉大だなぁと思います。生命力みたいなモノを感じてしまいます 動かずに佇んでいる木と絶えず動き続ける人の対比を感じながら読ませて頂…
2013/07/14 13:23 退会済み
管理
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