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転生魔導少女は最強になる  作者: 桜月 しおん


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5/8

5 : 2つ目の魔導書

 時は現在・・・




『マスター!落ち着いてください!このままでは魔力が暴走してしまいます!』



 クロノスがなにか言っていたが私にはもう声は届かなかった。


 その瞬間ガラスの砕けるような音が鳴り私は意識を失ってしまった

 


 それと同時に時は動き始め、アリスの体から大量の魔力が放出し、虹色のオーラが滲み出しアリスは死体と、大剣を持った女の方へてくてくと歩き始めた



 『マスター!?なにを!』


 (マスターは意識が無いはずなのですが・・・)



 クロノスはアリスに問いかけるが返事はない


 そのかわりにアリスは死体と、大剣を持った女の前に行き、手を上に上げて呪文を唱え始めた



 「すべてを飲み込みそして消え失せろ《ヘブンズフォール》」



 アリスが呪文を唱えた瞬間、空が青白く閃光を放ち、地面に光の脈動が走る。


 大剣を持った女はその膨大な魔力によって生み出された魔法に息を呑み、回避しようとするが間に合うはずもない。


 クロノスはとっさに大剣を持った女に時を止める魔法をかけて保護する。


 その瞬間、天と地から青白い光が降り注ぎ、大地を呑み込んだ。

 

 一瞬で周りの森林だった場所には大きなクレーターが出来ているだけの更地になってしまっていた

 


 『なッ・・・!』


 クロノスはあまりの光景に驚愕する


 (私を使わずにどうしてこんな威力が・・・しかも魔力を完全にコントロールしている・・・)

 


 「良い質問ね、クロノスちゃん♪」

 


 『マスターじゃない!?』


 (これは完全にマスターではない!)


 クロノスは確信した。



 「そう、あたしは光の魔導書、ホープ!」


 と、光の魔導書は得意げに話した



 『何故マスターの中に魔導書があるのですか?そしてマスターは無事なのですか?』


 クロノスは冷静に光の魔導書へ問いかけた

 


 「えぇ、マスターは無事。ただ気絶しているだけだもの。それとあたしはマスターに頼まれたからマスターの中にいるだけだよ。でもこのまま転生するとは思ってもいなかったけどね!」



 (まさかマスターは転生前も魔導書を持っていた・・・?。しかも魔導書が人間の中に入って力を行使できるとは・・・)


 そして転生前にも魔導書を持っていたということは戦っていたということ?。そして光の魔導書の<ホープ>は【希望】の魔導書。


 私とは反対の・・・

 


 『分かりました。ですがそこの冒険者・・・もろとも消滅させようとしたのは何故ですか。私が守っていなければ死んでいましたよ!』



 死体と、大剣を持った女の正体は、冒険者が人型モンスターを倒していただけだったのだ


 その冒険者は今気絶している



 「それはクロノスちゃんを試そうと思ったからだよ♪人一人守れない魔導書なんて魔導書失格だからね!いざとなれば私が守っていたわけだし」

 


 『そうですか・・・・・まぁいいです。それよりも今の魔法で周辺国の斥候が近づいているようですのではやく撤退しますよ。転移しますので私に触れてください』



 「はーい!」



 アリス(ホープ)は浮いていたクロノスを手に取った



 「そういえば、呪文は必要無いの?」

  


 『呪文はなくても少しくらいは飛べます。それと魔導書が他の魔導書の呪文を唱えられるとでも思ったのですか??』



 「だよね~、じゃあ転移お願いね♪」



 クロノスは魔法を行使する。その瞬間足元に紫色をした魔法陣が出現し、四人はその場から消えた。

 

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