舌ピアスのすゝめ
死ね。私の今日の晩飯はミカンゼリー、ふやかしたコーンフレーク、ガッツギアである。
日々肉体労働に勤しむ私の消費カロリーに対して、これでは摂取カロリーが少なすぎる。耐え難い苦痛だ。
何故このような苦痛を強いられる羽目になってしまったか。
話は先週の土曜日に遡る…
「何かやることねぇかなー」
暇を持て余した私は家の棚を物色していた。
__おっ
ふと、随分前に購入した舌用のピアッサーが目に留まる。よし。思い立ったが吉日である。
私はすぐさま洗面台の鏡の前に走った。
舌にピアッサーを当て狙いを定めグッと押し込む。__
「チュドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
未だかつて聴いたことが無い程の轟音が鳴り響き、バチバチと火花を散らしながらピアスが射出される。
__刹那、私の脳裏には昔口に爆竹を詰めて爆死させたカエルが過る。
瞬きさえ許されないその一瞬の中で、私の舌は推定約二十リットル程の血飛沫を撒き散らしながら一本のピアスが貫通した。
役目を終えたピアッサーからは、まるで山火事のような濃い白煙が舞い上がっている。
私は朦朧とする意識の中、千鳥足でキッチンへ向かうと、先ほどから五月蠅く鳴いている火災報知器を止めた。
「ゲホ、ゲホ…」
家中に蔓延する濃霧のような白煙を手でかき分けながら歩く。
__ピチャッ
足元から水のような音が聴こえる。目を凝らし見てみると。床一面に血が広がり、大きな湖を作っているではないか。
「退去費用どうしよ」
私は床に座り込み物思いに耽った。
これをきっかけに、このアパートが「セカンドインパクト」と呼ばれるようになるとは、この時の私はまだ知る由もなかったのです。
それにしても、この状態でまともに喋ることは出来るのだろうか。ふと考える
「ン゛ッウン、アッアーー」「オマンコ!オッパイ!」
__おや、余裕で喋れるぞ!!!!
「ベロ使わん単語喋ってんじゃねぇー(笑)」
通りすがりのキムタクにツッコまれてしまった。
しかし、確かにそうである。この場合、あえて言いにくい言葉を喋ってみなければ何の確認にもならない。相場は舌を使う必要のあるサ行やタ行といったところだろう。
「ン゛ッウン、アッアーー」__よし、
「ブチャラティ…
ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
____ピカドンを至近距離で食らった時と遜色ない痛みである。タ行によるあまりの痛みに耐えかね、そのまま気を失ってしまった。
__「ん…?」
しばらくして目を覚ますと、そこはキッチンの床だった。それにしても腹が減った。
何時間も寝ていた私は餓死寸前であった。
すき家に行きたい。吉野家と迷ったが、すき家に行くことに決めた。
私は家の柱の前に歩いていくと、柱の上部と下部を素早く叩き破壊した。そうして外した柱をすき家方面に思い切り投げ、すぐさま私も高くジャンプし跳び上がりその柱に乗って空中移動した。
それにしてもこの移動方法、我ながら非常に斬新である。後で鳥山明にも教えてあげよ。
物の数分ですき家に到着した。
「すみません、ほうれん草カレー一つ。」すぐさま注文だ。
「カレー食ってんじゃねぇー(笑)」
店員のキムタクにツッコまれてしまった。
カレー食った。ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
柳龍光に手コキされたときと遜色ない痛みである。
死んだチーン
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