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【プロットタイプ】キャバレー

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

だから貴様は黙って〇〇〇の純喫茶に行けば良いと言っておろうに!!


と自分に説教かましてます。

「ねぇ、瑠衣たん。此処で一度降りよう」

そう言われて降り立ったこの街は、鏡花が愛して止まない街であった。もう幾度となく降り立った街であった。何故今更? と思うまでもなく、鏡花は歩き出していた。

鏡花の個性は極めて奔放である。興味を持ったものにまっしぐら。それ以外には目を向けない。つまり、何かに夢中になると此方の静止を振り切って行動を初めてしまう。

今更何か言っても無駄だろうと着いて行った先はギラギラとしたネオンが輝く純喫茶であった。幾人か待ち人がいる様で、鏡花はその最後尾に並ぶ。

「いやはや〜!! この間の飲み会帰りにふらっと発見して、次は絶対此処に来ようと思ってんだ」

なるほど。だが俺への説明ゼロで此処に来るのはどうかと思うぞ。

「純喫茶と言えば、私にとっては本の街だけど、拠点は増やしたいからね」

愛すべき土地があるならそこに住みつけよ。

そんな会話をしているうちに、一人、また一人と並ぶのを辞めた者が去っていく。今は昼時で、すぐに腹に収めたい人にとっては、やや長く感じるのは当然であろう。

そうこうしているうちに店の中へと割とすんなりと案内された。

輪を描いたシャンデリア、中心に鎮座した換気扇、ボルドーの革張りソファ、バブル期のキャバレーの様なギラギラとした華やかな空間に、昭和歌唱が延々と流れている。ほんのりと漂う煙草の煙の匂いは此処が、全席喫煙である事を示している。

ちらりと鏡花を見ると、そこまで舞い上がっては居なかった。ただ理性のある瞳がくるくると動き、周りの様子をさり気なく観察している。

店員が水を置いたあと、俺は話を始める事にした。

「何が気に入らない。ワガママ娘」

「気に入らないとは言ってないじゃんっ」

不貞腐れた様にそっぽを向くが、視線の動きから刺さってない事は明白だった。

「……気に入らないとは思ってないって。ただ想像していた以上にソワソワして落ち着かないと言うか……」

「お前、ホストにハマりそうでハマらないタイプか」

「ごめん。今回ばかりは何言ってんのか分からない」


「あ、珈琲美味しい。結構柔らかいね。酸味も苦味もふわっと。重くない。ただ。……うぅ」

「なんだ」

「お値段は可愛くないね……。うーん……土地柄かなぁ?」

純喫茶と言ったら本の街。

これが私の鉄則です。


個人経営の飲食店、喫茶店って、その街の雰囲気がごっそり出ます。


見掛けはあんまりにも華美で美しい。

ギラギラギラギラ。

皆引き寄せられる。綺麗だから。

客寄せの為でもある。

でも其れはいかがわしさとか、行き場のないもの達の孤独を埋める為の策なんだろうなって何となく思うんですよ。


空気だけで言ったら、キャバレーとか、ホストクラブ、キャバクラと似てるかも。

悪い意味じゃなくてね。

行き場がない。居場所がない。それでも此処ならば受け入れてくれる。受け入れてくれた。

変わっていても好奇な目で見てこない。


でもサラリーマン、OL、おいちゃん、おばちゃんもいる。みんなごった煮。

『レトロで映える』『懐かしいねぇ』『ネオン街と似てる……』そんな言葉がどろっと混ざり合う場所。


そこがネオン街とは違うところかも。

あの場所は何処にも居場所のない人達の最果てだから。

居場所のある人はすぐに居なくなってしまうから。


何時だって清濁を併せ呑む、上品も下品も混ざり合い、威厳といかがわしさの混ざりあってる。

〇〇〇の映画館の看板掲げても『ま、〇〇だからね( ̄▽ ̄;)』で済まされるの、ここぐらいなもんだぞ!!


来るもの拒まず去るもの追わず。

来たら引き止めるネオン街とは違う。

絶対的な引き止め方をしない。


※ディープな街です。


それはそれとして珈琲美味いな……。

ただ高いんだよなぁ(´-` )

相場に+200円……。うぅ( ̄^ ̄゜)


追伸

ホストクラブとかキャバクラとか、空気だけ知りたいんだよね。純喫茶のギラギラと似てそうだし。

人とか付けなくて良い。周りの会話聞いていたい。


まぁでもそしたらクソみたいな客だから無理か。

『キミ、喋らなくていいよ(*^^*) 綺麗なお顔見ながら飲みたいだけだから。話すと疲れちゃうから。なんなら寝る?』

って言ってちびちび珈琲飲みたいな( '-' )


どんな客だ( ºロº)

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