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17.獣が来りて炎を吹く_side03

 現在位置はゴブリンの手で廃墟となったシュベルホ村のど真ん中。日は煌煌と照り、大分真上に近いところまで上がっています。そんな村の中で、お父様とワタクシの怒号が飛び交いますの。


「ジェボードの連中がなんでシュダ森にいやがるんだよォ!?」

「ワタクシが知るワケがないでしょう!?」


 ワタクシは急遽足を止めたバヤールのドアを蹴り開け降りながら、同じくバヤールを降りこちらに怒声での質問をしながら駆け寄ってきたお父様に怒声で投げつけるように返す。


「連中どっから抜けてきやがった!?まさかボーフォートのヤンがやられたのか!?」

「まさか!来るにしても動きが早すぎますわ。それに数も少ない。こちらも100人程度とは言え、たった30で向かってくるなんて……」


 そしてお父様に殴りかかれる距離まで接近した時、


「さっきの信号弾、スパイか?」

「ええ、間違いなく」

「こっちで探る。キートリー、お前は探り入れつつ自分達の車両と後ろの新兵の面倒を見てくれ」

「かしこまりましたわ」


 周りに聞こえないよう、小声でお父様と先程の疑わしき信号弾に付いて言葉を交わします。そしてまた少し離れワタクシは何事も無かったかのようにお父様に突っかかりますの。


「……って、あ゛ーっ!なんでもいいですからさっさと防衛陣形の指示をしてくださいなっ!!狙いは十中八九お父様の命!折角早期発見しましたのに!こんなモタモタしてみすみす敵に自分の命を差し出すつもりですの!?」


 ワタクシはお父様にビシッと指差ししながら怒鳴り返しつつ戦闘準備を即す。半分はさっきの内緒話を誤魔化す演技ですけれど、もう半分は本気。お父様には悪いですけれど、相手が相手ですもの、余裕ブッコいてる暇はありませんの。


「ぬっぐっ!わぁーったよ!!お前らぁ!対獣人戦闘準備だ!あそこの石の廃家を背に布陣しろ!」

「「「了解!」」」


 お父様の指示を受けた我が軍は、6両編成のバヤールをシュベルホ村の中央の家屋の前に移動。石造りの廃家を背後に置き、メルジナの女神像を積んだ3両目のバヤールを中心に、残りの5両を円形に配置した輪形陣。本隊は中央のメルジナ像を守りつつ、装甲に守られたバヤール車両内からの魔術戦を展開しますの。

 護衛の騎兵隊は引き続き散発的に襲撃を仕掛けてくるゴブリン共を撃退中。ですけれど、迫るルプス族との戦闘が始まる前に一旦後ろに下げた方がいいですわね。深い森に囲まれたこのシュベルホ村、敵が森を突っ切って来る以上、森の中に敵が居る間は騎兵の機動力が落ちますわ。迫る相手は森の中でも構わず全力疾走出来る獣人ですけれど、騎兵隊はそう行きませんから。足の止まった騎兵などただの良い的ですのよ。騎兵突撃させるならば十分に平地に引き寄せてから。機を待つのですわ。


「イダツハ!獣人との戦闘経験はあるな!?」

「有ります!」

「よぉし!指示はバヤールの連絡管から出す!聞き逃すなよォ!?」

「了解であります!」


 お父様が2両目の車長であるイダツハに対獣人戦闘の有無を確認した後、陣形中央の3両目に向かったのを横目に見つつ、ワタクシも5両目のドアを開けながら、中の車長に確認を取りますの。


「スルバ!対獣人戦闘経験の有無は?」

「お嬢様!も、申し訳ありません……ありません……」


 ワタクシの質問に自信なさそうに答える若い青年。彼は5両目車長のスルバ。5両目のバヤールに乗っている残りの兵達も不安そうな表情をしていますの。ですけれど無理もありませんわ。お父様が乗る1両目は勿論、2両目と3両目までの車両は車長を含めベテラン兵混じりの戦闘経験者揃い。ですけれど、後方の5両目と6両目は経験の浅いモノばかり、ほぼ新兵、初陣の兵すら混じる始末。


(仕方ないとはいえ、元がゴブリン討伐隊と言うのが完全に裏目に出てますわね)


 思わずクッと苦い顔をしてしまうワタクシ。5・6両目の構成員はゴブリン討伐だからと連れてきた新兵達ですわ。比較的安全な後方車両でゴブリン相手に戦闘経験を積ませじっくり育成する実戦訓練のつもりでしたのに、こんなジェボードの獣人との戦闘など想定外。


「お、お嬢様……自分達はこれが初めてで……」


5両目バヤールのドア際に立つワタクシの後ろ、バヤールの外から別の若い青年が不安げな声で聞いてきますの。彼は6両目車長のサニンツ。ジェボード獣人との戦闘と聞き、不安の余りワタクシに縋り付いて来た、と言ったところですわね。

 スルバもサニンツもワタクシよりも年下。サニンツに至っては完全に初陣ですの。彼らの態度は情けなくはありますけれど、だからと言って気持ちも分かるので責める事も出来ませんわ。ワタクシだって初陣は不安でしたもの。


「サニンツ?ええ、承知していますわ。5両目と6両目にはワタクシの車両から経験者を一人づつ割り当てます、少し待っていなさいな。スルバも、よろしいですわね?」

「は、はい、お嬢様」


 そう言って不安そうな新兵達を一旦残し、自分の車両に戻るワタクシ。


(5両目も6両目の新兵もおかしな動きは無さそうですわね)


 ぱっと見た感じ、後方の車両の兵達におかしな動きをするモノはおりませんでしたわ。スパイがいるなら巧妙に紛れ込んでいるでしょうから勿論油断はならないのですけれど。

 スパイはさて置き、正直ワタクシの車両、4両目の人員は元々お姉様のご友人である恵様救出作戦用の人員であり、戦力の消耗並びに分散は避けたいところなのですけれど、状況はひっ迫、敵はそんなこっちの事情など気にしてくれませんの。

 因みに4両目の車長は当然の事ながらワタクシ。ワタクシ魔術は使えませんけれど、指揮に魔術は要りませんのよ?と言っても、恐らくワタクシは戦闘が始まれば迎撃で前に出る事になるでしょうから、車内の指揮はマースかサティに任せる事になると思いますけれど。

 ワタクシは4両目の車両内に戻るなり、手持ちのベテラン兵二人に向けて指示を飛ばします。


「ジェームズは5両目!ショーンは6両目の指揮をなさい!急いで!」

「はっ!キートリー様!」

「了解だぜお嬢!ちょっくら新兵共のケツを叩いてくるかぁ!」


 威勢よく返事をしたジェームズとショーンはそのまま車両を出てそれぞれ担当を指示された後方の車両に向かいましたわ。この二人の人員を後方車両に割くと、4両目の残りの人員は、車長のワタクシ、操舵手兼水魔術師のケリコ、水魔術師のマースとサティ、風魔術師のパヤージュとエメリー、そしてお姉様とヴァルキリーのアリアーヌの8人。マースとサティは兎も角として、魔術の使えないワタクシに、兵士としては経験不足感の否めないのケリコ、風魔術師故にメルジナ像での迅速な魔力回復が行えず魔力切れの心配のあるパヤージュとエメリー、実力は十分ですけれど本格的な対人戦闘経験は無いであろうお姉様、そして不確定要素満載で戦わせられるのかどうかすら分からないヴァルキリーアリアーヌ。正直こちらも人手不足にも程があるのですけれど、人員を割かずに新兵達の車両から防御陣形を崩されるよりかはいくらかマシと言ったところですわね。ま、ワタクシの車両から後方車両に人員を割いた以上、その分前の1・2両目のベテラン兵達には頑張って貰うとしましょう。

 あともう一人、有翼人の少年であるプレクトには上空で戦況把握を続けて貰っていますの。今こうやってギリギリですけれど戦闘準備をしていられるのは彼の上空からの目があったからこそ。彼が居なければシュベルホ村の西の砂浜に到達した辺りで、護衛隊諸共真後ろから奇襲を受けていたでしょうね。彼もお姉様と同じく対人戦闘経験は無いようですから正面からの戦闘には出しませんけれど、その目には十二分に働いて貰うつもりですわ。


「マース!サティ!この車両の防御は貴方達に任せます!頼みましたわよ!」

「了解ですっ!」

「はっ!了解しました!」


「パヤージュ!エメリー!貴女達はまずは後方待機!ワタクシが攻勢に出る際には援護をして頂きますわ!」

「はいっ!」

「うん!わかった!」


「ケリコ!貴女はいつでもバヤールを動かせるようにしておきなさい!」

「は、はいにゃ!」


 部下の五人に指示を飛ばしつつ、ワタクシは胸の前で両手を合わせますの。大きく息を吐き肺の中を空にし、続けて両腕を左右に開きつつ大きく息を吸う。


「はーーっ……すぅーっ」


 -シュウゥゥゥ-


 ほんのりと橙色に光るワタクシの身体。周囲の大地、空気、植物などから力を集め、自身の闘気を底上げするワタクシだけが使える技、"集気法"。ですけれど、相手はジェボードのルプス族、1回では心許ないのが実情ですわ。だからこうやって、


「はーーっ……すぅーっ」


 -シュウゥゥゥ-


 更に橙色に光るワタクシの身体。"集気法"の二重掛け。更に高まるワタクシの闘気。一旦高まった闘気を内に抑えて身体の発光を消しながら、ワタクシは両手拳を握りながら顔を上げますの。


「よしっ」


 これでワタクシの戦闘準備は完了。いつでも殴り込みにいけますわ。

 と、ここでふと横を見てみれば、お姉様がワタクシの隣りに立ち、真剣な表情でワタクシを見ていましたの。そして一言。


「キートリー、アタシはどうすればいい?何か手伝える事はある?」

「おかっ!?んん~っ!こほんっ、お姉様?」


 お姉様からのワタクシへの問い掛け。何て事のない、お姉様からすればワタクシ達にただ力添え出来る事が無いか聞いただけ一言。ですけれど、その一言で覚悟完了していたハズのワタクシの心は一瞬で揺らぎましたの。


(っと、危なかったですわ、ワタクシってばまた失礼な事を。お姉様はお母様ではありませんのに)


 真剣な顔でワタクシを見ているお姉様。お姉様の声を聞き、またお母様を思い出してしまいそんな事を想う。


(そう言えば、お母様と一緒に戦場に出たことは有りませんでしたわね)


 ワタクシはボーフォートの戦士として、お父様やマースと共に何度も戦場へ向かいました。ですけれど、先に亡くなったお母様とは一度も戦場へ出たことはありません。ワタクシはお母様から武術の手解きを受けましたけれど、お母様は本当は戦うのは好きではないし、力は無闇に振るうモノではないと、常々仰っていました。

 だからと言って、お母様はワタクシに武術を教える事に嫌な顔は一度もした事はありません。武術大会で優勝した時は、本当に何度も何度も、褒めて頂きました。まあその代わり、魔術学校でご学友を力で脅した時はそれはもうこっぴどく叱られましたけれど。


(お母様と一緒に戦場に立つことはもう叶いませんけれど、お姉様なら。お母様と同じ悪魔の力を持つお姉様であれば、お母様のように)


 ワタクシの返答を待っているお姉様の目を見つめていた時、ワタクシの脳裏に、叶わなかったお母様との共闘、そんなモノが浮かんで来ましたの。ワタクシに魔術以外の生き方を教えてくれたお母様。そんなお母様に指南して頂いた武術で、お母様に背を預け、共に敵を討ち、勝利の喜びを共に分かち合う。なんと心躍る瞬間か。

 でもそんなのは、お母様とお姉様を同一視し、お姉様をお母様の代員にしようなどと言う、無礼で失礼極まりないワタクシの浅ましい考え。


「キートリー?」

「はっ!?」


 お姉様の少し不安そうにワタクシを呼ぶ声で、ワタクシは正気に戻ります。


(いや、本当に、何を考えていますのワタクシ。お姉様は兵士でも戦士でも無い一般人。覚悟の無いモノを戦場に立たせるのはワタクシの主義に反します)


 お姉様がワタクシを追い詰めた悪魔の力、あの力ならばジェボードの獣人相手でも引けを取らないどころか、優位に立つことすら可能でしょう。ですけれど、


(今からやるのは殺し合い。ワタクシの手は十分に汚れていますから今更ですけれど、お姉様に人を殺せと?この優しいお姉様に、人を殺せとワタクシが命令する?冗談じゃないですわ)


 ワタクシの戦士としてのプライドが、お姉様の戦いへの参加を拒否します。


(ワタクシ達、ボーフォートの戦士と兵士達の力は、民を守るため、弱きモノを守るためのモノ)


 これに関してはサニンツ達のような新兵だって理解していますわ。だって先任兵から徹底的に教え込まれますもの。マースやパヤージュどころか、エメリーだってそれは理解していますわ。

 でもお姉様は違います。達人級の技を持っていても、悪魔の力を持っていても、お姉様はあくまでも一般人、守るべき民の内の一人。


(お姉様は、戦場がどういうものか恐らく分かっていませんし、その悪魔の力があまりにも強大な力故に、教えられるモノも……って、フライア!一人居ましたわね!ああもう!ホント肝心な時に居ませんわねあの魔女!)


 ええ、フライアの事は置いておきましょう。

 さて、戦場に出る事の理解度の無さ、これは非常に危ういですの。戦場での躊躇や迷いは死に繋がります。経験の無さからこれは新兵も同じですけれど、彼らは先任兵が居ますし、隣に同じ心境の戦友も居ます。

 でもお姉様にそれを教えられる先任悪魔のフライアは今どこにいるやらですし、隣に並び立つ戦友も……


(ワタクシが戦友になり隣で戦えば良い?……ああー!だから!お姉様は!お母様ではないので!ダメだと言ってるでしょう!?)


 お姉様の前でウンウン唸りながら頭を抱え込んで考えるワタクシ。これから戦いに出るモノのやることでは無いですわホント。


(正直、お姉様が多少スキを見せてケガを負ったとしても身体は悪魔の再生の力で無事回復するでしょうね。そもそもグレッグの剣を弾き折った昨日の件を鑑みれば傷を負うかすらわかりませんけれど。ただ、心の傷まではどうかしら?)


 ワタクシはお姉様の整った顔と大きな身体を交互に見ながら、マースとサティから聞いた昨日の朝の騒動を思い浮かべましたわ。不用意に兵達の前で悪魔化したお姉様。お姉様の悪魔の力に恐怖した兵達に責められ、その大きな身体は何一つ傷ついておらずとも、ただ兵達に畏怖され、刃を向けられた事に動揺し、蹲り泣いていたと。


(傷付いたお姉様がどんな悲しい顔をしたか?本当に、冗談じゃないですわ。ワタクシが守るべきモノは何か?民の笑顔でしょう?お姉様も民!見誤るな!ワタクシの守るべきモノを!)


 ワタクシはやっと吹っ切れて視線をお姉様に戻します。


「今来てる連中、ゴブリンなんかと違ってヤバイ簾中なんでしょ?だったら」

「お姉様、これから始まるのは命の奪い合いですの。お姉様にその覚悟があって?」

「……」


 ワタクシの突き放すような言葉を聞いて、俯き黙ってしまうお姉様。


「お姉様、お姉様とアリアーヌは自分の身を守ることに専念を。戦うのはワタクシ達にお任せくださいな?」

「……わかった。でもキートリー、アタシの力が必要な時はいつでも言って」

「ええ」


 ワタクシの言葉を聞いて、アリアーヌと共に車両後方のパヤージュ達のところに座るお姉様。ワタクシはそんなお姉様の姿を微笑みつつ横目で見で追いかけながら、


(覚悟があるって言われなくて、良かったですわね)


 お姉様が覚悟有りと、殺る気満載って言った場合の答えを用意していなかったので、ほっと胸をなで下ろしつつ、少し残念がるワタクシが居ましたわ。ええ、お姉様が覚悟があると言っていたら、自ら戦士となると言っていたら、ワタクシはどう対処していたでしょう?きっと悩む振りをするだけした挙句に、先ほどまでの決意も何も投げ捨てて、喜んで隣に立って貰っていたでしょうね。本当に浅ましいワタクシ。

 そんな自分の浅ましい考えを投げ捨てつつ、もう一つの懸念、ワタクシはチラッと隣のマースの方へも視線を向けます。


(正直な話、お姉様が傷付いた時、マースがどうでるか分からないのもありますのよねえ。普段は冷静なのに、お姉様の事になると一気に頭に血が昇る。ホント、忘れた頃に年相応の態度になるんですから、困った子ですわ)


 そんなことを考えながら横のマースをじーっと見ていると、弟は何を思ったかササっとワタクシに近づき、


「キートリー姉様?あっ!もう突撃の準備ですかっ!?わかりました!今すぐ強化魔術をっ!」


 と早合点し、魔術詠唱の為に杖を掲げようとする。


「まだ!まぁーだぁー!はーやーいーでーすーのー!はぁ……まだ待機していなさいな」


 そんな弟のおでこを指でツンツン突き詠唱を止めさせつつ、ため息を吐きながら弟を諫めるワタクシ。


 -ピンッ-


「いたっ!……???」


 ワタクシにおでこをピンッと弾かれ、不思議そうに首を傾げつつ元の位置に戻る弟を横に、視線をバヤールの前方に向け、敵の出方を窺う。


(しかし、意外と遅いですわね?先程スパイによって打ち上げられた魔術信号弾、あれを確認しているならもうすぐにでも戦闘が始まってもおかしくは無いのですけれど)


 接近しているハズの敵が、予想より遅い事が気にかかりますの。ワタクシの予想通りであれば、お姉様との問答前には戦闘が始まっていたハズ。


(あの魔術信号弾を打ち上げたモノ。全く動きを見せませんわね?何を警戒している?気を伺っている?)


 ワタクシはやたら遅い敵の動きと全く尻尾を見せないスパイの謎の違和感に眉を顰めるのでしたわ。

お読みいただきありがとうございます。

よろしければ、ブックマーク、★評価等よろしくお願いいたします。


千歳主観よりキートリーお嬢様主観の方が何故か書きやすいですわ。

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