~♡お兄ちゃんには私だけでいいのです♡~
────お兄ちゃんに女の子はいらない!────
「お兄ちゃんおかえ……」
「雪斗くん……それじゃさよなら/////」
「さよなら、涼風さん」
「なんでなんでなんで……」
「おっ美乃ただいま!」
「おかえりお兄ちゃん……じゃなくて」
「ん?おかえりじゃなくて?」
「さっき一緒に帰ってた女の人誰?」
「涼風鈴さん、今日友達になった女の子」
「へー友達できたんだ良かったね。」
「おうやっと出来たよまあ練習d……」
「なんでよりにもよって女の子の友達を作っちゃうのかな?お兄ちゃんに関わる女は私とお母さんだけでいいの!」
「ははは、友達ができたからって美乃をおいてけぼりや放置したりしないから心配すんなって」
「ほんとに?ほんとにほんと?」
「ああ、なんてたって大事な妹だからな((キリッ」
「お兄ちゃん♡大好き」
美乃は嫉妬深くヤンデレ気質もあるが甘やかされるとすぐに機嫌が直っちゃう女の子なのです♡
「ベッドから出たくないでござる」
「お兄ちゃん休みだからってだらけすぎだよ!」
「休みの日は、徹夜でゲームに限るんだよ!ってことで二度寝する、おやすみ。」
ピンポン♪ピンポン♪ピンポン♪
「あっ呼鈴なってるから出てくるね」
「うーむ頼む」
ガチャ
「こ、こ、こ、こんにちは雪斗くんはいらっしゃいますか?」
「お兄ちゃんはいますけど何の用ですか?」
「い、いえ、あの」
「こんにちは、雪斗くんを遊びに誘いに来ました♪」
「お兄ちゃんは、いますけど誰とも会いたくない…」
「いるんだ、じゃあお邪魔します♪」
「ちょっと、話聞いてますか?お兄ちゃんは今……」
「いるって事は暇ってことじゃん?別に引きこもりって訳じゃないんだから引っ張ればいいことじゃない?」
「それはそうですけど……」
「雪斗くん、遊びに来たよ♪」
「うーん、誰ですかね?僕は遊びに来るような友達いないけどなぁ…」
「いや、前まではそうかもだけど今はいるじゃんもうお昼だよ寝ぼけてんの?笑」
「まあどっちでもいいや、寝たいから寝ますおやすみなさい」
「へー家の雪斗くんって、こんな感じなんだなんか意外というか新鮮だね」
「お兄ちゃんは、外では目立たないように普通くらいの成績、授業態度を維持していますが、素を出すとこうなります。でも家だから許しちゃいます♡」
「妹ちゃんも原因か……まあ素が見れて満足かな、鈴どうする今日のところは帰る?」
「う、うん私も雪斗くんの寝顔が見れて満足……ジュルリ」
「うん、それは良かったなら帰るよ」
「もう帰るんですか、もっと早く帰ればよかったのに……」
「妹ちゃんは、正直だねまあ嫌いじゃないけど」
「私は嫌いです。」
「ははは、じゃあまた来るよ、じゃあね」
「もう来なくていいです。」
「お、お邪魔しました」
「……予想以上に美人さんでした、これは警戒が必要ですね。」
絶対にお兄ちゃんに近づかせない、負けたくないとさらに強く決心した美乃でした♡
※投稿しても編集する場合があります
美乃をどういうキャラにしたいのか自分でも錯乱してて笑えるわ
鈴と柚萌は王道テンプレのヒロインになるかもしれんな……