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8話

胸糞悪いかもしれません

と言うわけでキルスが卵に魔力を注ぎ始めてから10年後によく分からない奴にこの世界に送られてキルスに出会い大切に魔力を注いできたにも関わらず親の権利を僕に奪われて今に至ると言う訳だ


出会ってからのキルスの1年を纏めるとこうだ


僕とクロナの世話

僕とクロナに世界の説明

僕とクロナに魔力の説明

僕とクロナを黒竜と白竜に紹介

僕とクロナに自分の過去語り


あと何か言う事は………



あった!


そう重要な出来事があった!


僕は物理的に刺されたり噛まれたり切り裂かれたりしても瞬間的に回復する


しかし、クロナに焼かれた時の様に一瞬で黒焦げにされて脱皮した時は若返るらしい……


これは始めは気がつかなかった……

というもの元々が30歳前後で1度脱皮しても特に変わりがなかった。それが脱皮して5回目……要するにクロナにより5回黒焦げにされた時に身体が軽くなった気がした。そして10回目の脱皮で見た目が若くなっている事に気がついた

肌は張りを取り戻し見た目も高校生の時の様に幼くなった髭も生えてこなくなった

キルスに鏡の変わりになる魔法を使ってもらい自分をしっかりと確認したら懐かしい顔がそこにあった


思えば高校生の時も30歳までにはやりたい事をやりつくして死にたいなんて思ってた……


実際は仕事を始めてからはやりたい事をやる事が悪の様に言われ何故か私生活まで制限され好きな事をすれば「大人になれ」とか言われた

有給を取れば「他の人が取ってないのにお前はよく取れるな」何て言われる始末だ

それが続きいつしかやりたい事が出来ても行動すると文句を言われ私生活まで監視され何もやる気が起きず死にたくなった時に手段が揃ったから今こんな所にいる

僕にとっては良かったのだろう


可愛い娘も出来たしね


因みにだけど白竜さんは世界を移動出来る程の力を持っていた

と言うか竜は成長し親離れをする時に神の所へ行き新しい世界に送られる

そうしてその世界の秩序を守るらしい。とはいっても世界そのものを破壊……又は自分に危害を加えしようとしない限り干渉することは稀らしいけとね


と言う訳で僕は白竜さんにお願いして元の世界の会社を物理的に潰し殺したい程嫌いな奴らをこの世界に呼んでもらった


そいつらは…………



生きてるよ?


まだね


でも最近は目は虚で急に叫び出したり暴れ出したりするし、僕を見れば皆が口を開けば殺してくれしか言わなくなったけどね


自殺した奴はいないのかって?

無理だよあいつらは噛み千切れる舌も両手両足無いからさ

今思えばあついらが壊れたのは自分の手足を食べさせた時からだったかな?まあどうでもいいけどね


この世界は魔力を上手く使えばこういうクズでも半永久的に苦しませながら生かすことも出来るんだよね

本当はひと思いに殺そうと思ったけどさ、白竜さんに連れられて来て僕の顔見た時に課長代理が


「何だよお前生きてたのか? お前が死んだって言うからわざわざ出たくも無い葬式出てやったのにさ。まあその後に皆で宴会したけどな」


って言われ他の奴らも笑い出したから我慢できなくなってね


結局前は殺したいと思っても力が無かったし、仮に出来ても犯罪者として裁かれる。かといって死にたいとは思っていても死ぬ事は怖いし、確実に死ねるか分から無いという不安が凄かった


でもこの世界では全く違う

特にこの場所は特別だルールなんて何も無い自由だからね


魔力で強化した腕力で無理やり1本指を千切った時に訳も分から無い顔をしたからもう1本千切って口に突っ込んでやった時の顔は傑作だった

失禁し痛みに苦しみ血の気を失うが意識は失え無い生き地獄だ。たまら無いだろう


まあそんなのも1週間程度で飽きたけどね


今は全員森に埋めて顔の表面だけ出してるけど多分一生このままかな?

僕が生きている限り魔力操作で不老不死だしね


生きていた時は力が無かった

自分を責めて閉じこもった

何があっても自分が悪いと思った

罵声を浴びせられるとそれ以上に自分を責めた


蓋を開けてみればどうだ?

強者だと思っていた奴等が敵わないと知った瞬間に畜生以下の存在になった

悪かった。皆が苛めていたから。ストレスのはけ口にしてしまった。なんて謝ってくる

名前を忘れた僕にだ。まあ許すつもりは無いし僕は死ねない事だし同じ時間を苦しんでもらうとしよう


まあそんな糞野郎共は放っておいてそろそろこれからの事を話すとしましょうかね

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