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アストガルド・ファンタジー  作者: みゃも
【第四期】 第18章 大決戦!
205/213

ー5ー


 次の日、学校の屋上で真中と弁当ってた。

「はぁ〜……昨日は最悪だった……。モグモグ」

「不感症?」

「それそれ、会う敵会う敵、皆言うんだもん」

「【対にゃん♪連合】では、共通認識なのかもね?」


 それこそ意味がわからない。

「何でどうしてそうなった訳!?」

「【対にゃん♪連合】の誰かが悪意を持って噂を広げてるんじゃないかな?」

「何のために?」

「アリスが嫌がってるから、面白がってるんじゃない? だから、もう今からは無視した方がよくない?」

「無視したら、認めたことにならない?」

「そこは、堂々としてたらいいんじゃないかな?」


「何を堂々とするんだ?」

 りなりぃだ。


「昨日のアリスに対する不感症発言」

「そんなの無視しとけば良いんじゃないか?」

「……それが良いのかな?」

「だって、不感症じゃないんだろ?」

「うん」

「それか、運営に訴えるか、だな」

「そこまではしようと思わないけど……」

「大体、【対にゃん♪連合】の人たち、半ば笑いながら言ってるもんね。悪気があるのかないのか……

「まあ、彼奴等は冗談のつもりなんだよ。問題は受け手であるアリスだからな。アリスが許せないって思ったら、運営とかな、そういう手もあるぞ、って話さ」

「なるほど、そうか……。モグモグ」


「何がなるほと、なんだ?」

 岡部くんと太一だ。


「アリスに対する【対にゃん♪連合】の不感症発言」

「ああ……アリスさんは不感症じゃありませんよ」

「キスまでしかしたことのない太一が、そこまで言い切るか?」


 そこでりなりぃが咳払いし、恥ずかしそうに言った。

「まあ、感じる感じないはそうだな……胸まで触られて、ようやく感じるものだな……」

「アリス触られた?」

「敵にAFセットとタンクトップごしにだけど、触られたよ。感じたと思う……」

「腰砕けたか?」

「腰? それはないかな……」

「……まだまだだな」

「微妙ってこと?」

「本当に感じるとなんつーか、落ちちゃうからな……」

「りなりぃ……どこまで進んでんの?」

「胸……3回。3回共イッた……。

1回目は、学生服の上から……2回目は、ブラの上から……3回目もブラの上からだけど、バックから両胸を優しくされたら……あ、って感じ」

「あとはゴムだね……」

「ゴムマジで欲しい……」

「ちょっと、りなりぃ大胆! それって岡部くんとしたいってこと?」

「いや、あくまでも保険かな……今のところ」

「オレはやる気満々だぜ!」 

「岡部、ゴムだけはちゃんと使えよ……」

「わかってるよ」

「そういえば、友翔くんとはどうだったの?」

「聞いてないけど、進展あったか?」

「うん……ちょっと手を握った」


 みんなガックリときてる。まあ、健全だよね?


「アリスはどうなの?」

「わたしは……」

 太一をチラリと見た。


「まだキスだけ……でも、愛のあるキスだから!」

 フォローにはなったかな??



 その日も太一と一緒に駅まで手を繋いで帰った。そしていつものように自販機の影に隠れて、キスをする。今はこれだけで十分満足だった。でも今日の太一は違った。学生服の上から胸の辺りを触り、優しく揉んでくる。秋前の薄手の学生用のカッターシャツは、触れば体温さえも感じるほどに薄い。そして思わずなのかわたしの胸のツンとした部分に太一の手が触れた途端、わたしは腰が砕けた。

「あぁ……」

 そんなわたしを太一は抱きかかえ、またキスしてくれる。


「じゃあ、またね」 

「うん」

 わたし達は、それで別れた。少なくともわたし、不感症じゃなかった!



「ただいまー」

「おかえりなさい。アリス」

「母さん、わたし今日ね!」

「どうしたの?」

 言いかけて頬が赤らんで言うのを辞めた。

「なんでもない」

「ふぅ~ん……取り敢えず手と顔を洗ってらっしゃい」

「は~い」

 それからご飯って、風呂って、2階に上がりしばらくのんびりとした。そして今日の出来事を思い出し、にヘラと笑う。その後、勉強をし、時間が来たのでAFセットを装着し、ログインした。


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