表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アストガルド・ファンタジー  作者: みゃも
【第四期】 第16章 幻獣ミドガルズオルム討伐
179/213

ー5ー

「ただいまー」

「あら、おかえりなさい。アリス。

手と顔洗ってらっしゃい」

「は~い」

 このあとご飯って、風呂って、2階でゆっくりした。そこで改めて考えた。太一と岡部くん、どっちが好きなんだろうって……。どっちも気になってはいる。でも、どっちが好きかってなるとわからなくなるのだ。

 太一は優しいし、気も利いてる。岡部くんは喧嘩ばかりしてるけど、仲良しだし自然体でいられる。


「ダメだ。わかんないや……AFしよ」





「ライアスさぁ~ん、居ますかぁ? アリスでぇ~す」


「おお、アリスちゃん、いらっしゃい! 今日は早いね? 装備品だよね? ちょっと待っていなよぉ~、今出すからさ♪」



 いつものように通常ログインし、街の中心近くにある《鍛冶屋ライアス》店内の小部屋から顔を出し声をかけると、ライアスさんが笑顔で挨拶してくれた。


 それから装備を受け取り、着替えて小部屋から出る。


「じゃじゃじゃ〜ん。新しい装備が出来たよ」

「わお! ありがとうございます!」

「超可成功したのさ。まあ、見てよ。


【《熾天使セラフィムの冠+7[超]30%アップ+特効追加》》

全耐性+19(対人のみ):知力+106:精神力+2450:意志力+74:敏捷+15:スキル発動速度+25%アップ:運-6 追加:装備耐久+7% 光耐性+15% 闇耐性+15% 毒耐性+15%】」


「うわ!! 凄いっ!!! ヤバいですね、コレ!」

「なっ、ヤバいだろう? はっはっは」

「本当にありがとうございます!!」

「いやいや、お陰で儲けてもいるからね」

「あ、そうだ。ライアスさん……気になる人が2人いるんですけど……1人は優しくて、気が付いた人で。もう1人は、喧嘩ばかりしてるけど結局仲良くて、自然体でいられる人で……ライアスさんなら、どちらを選びますか?」

「恋の悩みか……ふむ。難しいね。でも、結局は気が合う相手が一番良いと私は思うかな」

「気が合う相手……わかりました。ありがとうございます!」

「いえいえ。また悩んだら相談に乗るよ」

「ありがとうございます! では、行ってきますねーっ」

「はい、行ってらっしゃい。アリスちゃん」


 わたしはライアスさんに笑顔で手をふりふり出た。



「アリスちやん。今日も特売やってるよー」

 道具屋のボルテさんだ。わたしは怪しんだ目で聞いた。

「本当ですかぁ?」

「カムカの実がなんとたったの6リフィル!」

 普通!

「じゃあ、カムカの実を袋いっぱいください。あと傷薬を5つ。魔聖水10本お願いします」

「まいど〜♪」


道具屋のボルテさんに手をふりふり振って分かれた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ