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アストガルド・ファンタジー  作者: みゃも
【第四期】 第15章 ヴィラエウス·ヴォルガノフス討伐
166/213

ー4ー


「いゃあ〜激戦だったねぇー」


 次の日、近くの公園でマーナと昨日の決戦について話していた。


「うん。でも他のギルドは攻めて来なかったから、それは良かったよね」

「あれで他のギルドまで攻めてきてたら、取られたかなぁ?」

「どうだろ? アリスのレジナで逃げてたかもね?」


 真中はそう言って笑った。


「それにしてもアリス強くなったよね。あのアシュベルと対等に戦ってたもん」


 え?


「わたし、戦えてた?」

「うん。戦えていたよ。スキルも駆使して凄かった」

「……そう言えば最近、アスモデウスとかデルピューネ戦でも倒されてなかったもんなぁ……」


 少し離れては居たけど、前みたいにずっと隠れてたりしなかった。知らず知らず強くなっていたのかも?


「そのうち天龍姫さんに並ぶくらいになれるかもね?」

「それは無理無理」

 

 わたしは苦笑い言った。


「フェイトさんもランズさんも関心していたよ」

「わたしもにゃん♪の代表として、やっと格好ついてきたかなぁ〜」

「うん。もう十分強いと思うよ! わたしも頑張らないとなぁ〜」

「狩りの手伝いするから、頑張って!」

「ありがと」


「あれ?」


 公園の入り口を見ると何処かで見た子が居た。

 トテトテ元気にこっちに走ってくる。


「アリスおねぇさまっ。こんにちは! 遊びに来ましたっ」

「ミレネちゃん、こんにちは」

「こんにちは……ってリュック?」

「お泊りセットですっ♪」

「お家の人には言ってきた?」

「言って許可貰いましたっ。今度、うちにも招待しなさいって言ってましたっ」

「ミレネさん家広いし、今度みんなで行くのもいいかもね?」

「是非、来てくださいっ!」



 そんなこんなで暫く話をして、うちに帰ることにした。


「ただいまー」

「あら、おかえりなさい。アリス……とミレネちゃん?」

「おじゃまします〜」

「はいはい、いらっしゃい♪」

「今日はお泊りらしいから」

「あらあら、そうなの? お家の人には?」

「言ってあります」

「じゃあ、お布団敷いて用意しなきゃねー」

「ありがとうございます!」


 それから居間で一緒にテレビって、ご飯って、風呂って、2階でマリオワールドやって楽しんで、夜の21時前。


 一息ついて、そこへAFセットをそれぞれ並べ、ボディスーツって、シューズって、グローブって、ヘッドギアって、それからそこで弥鈴ちゃんと並んでタイミングを合わせ、仮面ライダーばりにシャキーン☆と格好よく?ポーズを決めた。



「……決まった?」


「決まりましたっ!」


 そんな訳でっ、早速アストガルド・ファンタジーの世界へと通常ログインするっ。



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