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アストガルド・ファンタジー  作者: みゃも
【第四期】 第15章 ヴィラエウス·ヴォルガノフス討伐
164/213

ー2ー


 炎のエレメント・女神イルオナが、相変わらずの冷徹な余裕の微笑みを浮かべて居る城内。

 その炎の城に光り輝きながら降り立つと、既に皆集まっていた。早いなあー。


「皆、既に知ってると思うにゃりが、【対にゃん♪連合】がこの炎の城を狙っているという情報があるにゃりで、今回は精一杯守るで、よろしく頑張るにゃりよ!」

『『『にゃにゃん!!』』』


「冬馬さん、何か作戦とかありますか?」


 聞くと冬馬さんは肩を竦めた。

「特に無いですよ。アリスさんが居れば勝てるだろうし……アリスさんは兎に角、ランカーを見つけたら『レジナ』を使って追いかけてください。それで戦線離脱するでしょうから」


「レジナ……わかりました」

 やはりそうなるのかぁ〜……。


「他のメンバーは、女神イルオナが倒されないように、兎に角頑張る。これくらいじゃないですかね」


「アリスは単独でランカーを追いかけるの?」

「今のアリスさんなら大丈夫じゃないですかね?

心配なら何人かつけてもいいですよ」


「じゃあ、わたしはアリスさまっ」

「ミレネさんはダメです。炎の城をしっかりと守って欲しいので」

「ぐわ!」

「では、わたしは?」

「マーナさんはいいですよ」

「お任せあれ!」

「では、わたくしも」

「天龍姫さんはダメです」


「……」

 天龍姫さんはのの字を書いていじけている。


「アリスさんの護衛はそんなにいらないと思うんですよね。寧ろ、アリスさんを観た途端に逃げ出すだろうし……何しろ、あのユイリを倒したんですよ。アリスさん」

「でもアリスの場合は、何か心配なんだよなぁ……」

 とフェイトさん。


「では、フェイトさんとランズベルナントさんもアリスさんの護衛としては? これで3人ですよね」


「3人で、アリスをしっかり守れば良いんだよね? 任せて!」

 マーナがそう言った。


「では、そう言うことで任せるにゃり」




 そうして上空に、運営からの《決戦》開始前カウントダウンが報告され始めた。


「では、行くだにゃん!」

「「「にゃにゃん!!」」」



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