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浮遊遺跡の平原を抜けた先の神殿前にわたしは到着した。既に皆、集まっていた。
メンバーはここのところずっと同じだけど、ランズベルナントさん、天龍姫さん、カテリナ、フェイトさん、ミレネさん、猫パンチさん、マーナとわたし。
「よし、じゃあ行くぞ!」
「「「にゃにゃん!」」」
天龍姫の攻略法で皆、一斉に攻撃を開始!
「で!」
「ら!」
「あ!」
その間もわたしは定期的に《防御全耐魔法アップデルタフィルホールド》と《基礎ステータスUpラディカル=ブースト》と、《アルカミック=コンティニュ・アロー!》を発動。遠距離攻撃する。そしてカムカの実をリス顔でポリポリと食べ続けた。
そうして約30分後にアスモデウスは倒れた。
それから約10分後、アスモデウスは復活し、再び攻略開始!! これを23時頃まで続けた。
「で、パランティアは?」
「全部で3個」
「3か……昨日のと合わせて4」
「これではまだデルピューネは厳しいですかね?」
「どうだろうな……多いに越した事はないだろうけど」
何しろ2回デルピューネたんと戦ったから、その攻撃力の半端なさはよく理解しているので。想定される戦闘時間40分を生き抜くのは至難の業で……。
「明日もまたやる?」
「アスモデウスたん、パランティア以外のドロップは渋いからなぁ……」
ショボいっていう意味。
「念の為、明日までやって、それからデルピューネにはチャレンジしましょう」
天龍姫さんがそう言った。天龍姫さんにそう言われたら逆らえないもんね。
「じゃあ、明日までアスモデウスたんと遊ぶか」
「「「にゃにゃん!」」」
そう決まったので早速解散。
「ライアスさ〜ん。居ますかぁ〜? アリスでーす」
「おお、アリスちゃん。今日は遅かったね?」
「もう、ギリギリまでアスモデウスたん狩りでふらふらですよ」
「無理しないようにね。身体は大事にしなきゃ」
「はいっ」
そんな訳で今日も小部屋で装備品を全部脱いで裸になって、ライアスさんに挨拶をした。
「それてはライアスさん。おやすみなさーい」
「うん。おやすみ、アリスちゃん」
わたしはそこでログアウトした。




