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アストガルド・ファンタジー  作者: みゃも
【第三期】、第10章《いざ、浮遊遺跡へ!》
125/213

ー1ー

 はいっ! お待たせ?しましたぁあー!!(←誰も待ってない

 いよいよ第3期、第10章《いざ、浮遊遺跡へ!》投稿開始致します! 


 これまでは章単位での更新でしたが、今回から?『へいあんっ☆』との並行製作で進めようということで、用意出来たら随時更新という形に致します(随時更新なので、ちょこちょこ手直しなどやるかも?)


 あと、『へいあんっ☆』の方も応援して頂けたらとても嬉しいですっ。宜しくお願い致します☆


 それから、アリスの“ゲーム内貧乏”ぶりは相変わらずです・・・(泣



 ライアスさんからの依頼は、早い話、新規開拓される浮遊遺跡で拾った目新しいドロップアイテムを優先的に持ってきて欲しいというものだった。なので、真中ことマーナとりなりぃにゲーム内メールで連絡し合い、早速、浮遊遺跡へと急ぎ向かう。



「あれっ?」

 到着すると、マーナとカテリナが居るのは勿論だけど。その他にも、たくさん手を振りふり待ってた。そのメンバーってのが、ミレネさん、フェイトさん、ランズこと太一、天龍姫てんりゅうひさん、ねこパンチさんの7人。


「アリスさん、お久しぶりですね♪」

「あ、はいっ! 天龍姫さん、お久しぶりです!!」


 相変わらず素敵な笑顔で声を掛けてくれ、わたしは途端に嬉しくなる。本当にこういうの久しぶりだなぁ~♪


 と、その隣を見ると。ミレネさんが上目遣いでモジモジとして天龍姫さんの背後にコソッと隠れてた。


「ミレネさん(・・)……そんな所に隠れて、どうしたの??」

「──ぅ! あ……アリスさまっ、あの事は『しー!』ですよ『しーっ!』」


「…………」

 はは~ん……なるほどねぇーっ、そういうことかぁ。だけど、何も隠すことないのになぁ~?


「アリス、『あのこと』ってなんだよ??」

「うん。何だか凄く気になる」

「「──わ!!」」

 そう言えば、マーナとカテリナはまだこのことを知らないんだっけ??

 ん~、ここは素直に言うべきだとは思うんだけど……。


 そう思いつつミレネさんをチラリ見ると、『ダメだめ絶対ダメですっ』という感じで両手を左右にバタバタ振ってて。しかも間もなく、メールが来て『りなりにこのことがバレたら、絶対嫌がらせされますからっ。このことは黙っててくださいっ。お願いします!』とのこと。


 あー……そういうことであれば、仕方ないのかな?? とりあえずここは黙っていよう……問題は、これをどう誤魔化すかなんだけど…うーん。

 しばし悩み考えたあと、わたしは良いことを1つ思いついた。


「あー……実は今回ライアスさんから新たな装備を造って頂きましてっ?」


 そう言って2人に、《天空覇者の腕飾り+7》と《風魔聖獣のショース+7》と《光魔獣のレギンス+7》をそれとなく見せた。すると、2人ともたちまち驚いた表情を見せる。


「わ、なんだよそれ! 凄いなっ!!」

「私も、昨日のドロップ品で新しいの造ったけど、そこまで凄くないよ!」

「えへへ♪ どうも、ライアスさんがサービスしてくれたみたいでさ~」

 それを聞いて、その場に居た皆が顔を見合わせ、次にわたしの方を向いて言った。



「「「私たちにもその人紹介してっ!!」」」

「「「オレたちにも紹介してくれよっ!!」」」



 そんな訳で、上手いことこの場は誤魔化せ。次いでに、ライアスさんのお店はギルド連盟公認の店舗となった。


 結果として、今後ライアスさんのお店は大繁盛になるだろうし…………ン~、まあ良かったのかな?? 



  ◇ ◇ ◇


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