魔法
小さいころ魔法使いになれたらいいなと思っていた
しかし魔法なんてありえない
科学として起こる現象にはすべて必ず根本に物理的で現実的な証拠がある
念じたり呪文を唱えたりしただけで世界に変化を生じさせるなんてありえない
でもちょっと視点を変えて考えてみた
魔法ってひょっとしたら、
自分が心で願ったことがただ偶然にも実現してしまうってだけで
それを魔法っていえるように思う
例えば
壁にかかっている額に収まった絵画が曲がっていて
「この絵画まっすぐにしたいな」
とでもつぶやいた後に地震が起きて
それがおさまったら絵画がまっすぐに壁にかかっていた
そんなことが起きたら周りの人は
「この人は魔法使いかもしれない」
て思う
つまり魔法は
禁欲主義者の予知能力のようなもので
人間の欲望を実体化させる魔法のような科学には反する単なる事象を指しているかもしれない
それを魔法というのなら
人々の欲望が肥大しておりながら人々の願いなどほとんどといっていいほど叶えられない現代社会で魔法を使える人が
禁欲を怠って生きているわけがないと思う
もちろんただ禁欲すればいいということではなく、適切な程度を知っているという上で
しかし快楽主義者が多い現代ではその逆をゆく禁欲主義者くらいでないとその域に達せないように思う
もちろん科学は魔法の様に人の願望を叶えてくれる
でもそれはあくまでも物質的なものであり、物質的ななにかが変化したのなら精神的ななにかも変化しないと混乱が起きるように思う
そしてその精神的ななにかの変化を補正するなにかが物質的ななにかに作用していくのだろうか
魔法を使えるような人というのは、そのへんの因果についてよく把握していて
そのへんのことについて自分で学んだことを強く信じられる人だと思う
その気になればそんな魔法はきっと使えるようになるんだろうって本当に思うけれど
私は変なのでしょうか




