表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
綺麗になりたい潔白な人  作者: 紅村冬希子
1/2

汚い様∽潔白様

外の太陽が嫌なくらいまぶしい今日この頃。


夏だからといって足を悩ませるヒールの高さもレースと布で大変なつくりのドレスも変わることなくあいかわらずの迷惑振りな服の強要である。

しかもいくら空調が聞いてるといえ暑いものは、暑いのだ。

マナーに気をつけるため足音は立てないがこんな金属のヒールで音を立てないほうが難しいのだ。

ほかの姫君たちはどうやってこの難題を看破してるのだろうと不思議に思う、が聞ける相手もいないので心の中で一人で会話だ。


ここで気づいたかもしれないが私には友人が居ない。

本当に居ない゛0《ゼロ》゛なのだ

友人の一歩手前の仲のいい知り合い段階の人も居ないのだ

別に私が外に出させてもらえないとかすっごく性格が悪いとか地位がえらすぎて敬われすぎて友人なんて恐れ多いとかじゃないのだ


ただたんに恥ずかしがりやで口下手で傲慢でプライドが高くて寂しがりやでナルシストでかっこつけたがりやで人を見下す癖があってクズなだけなのだ。


正直並べてみると最悪としかいいようがないのだが

しかしそんな私にも運が廻ってきたらしく自国の後宮へ上がれた

ぶっちゃけこの国は豊かだ。

私の家は伯爵家だがそんなに偉くないような偉いような地位にいるので厄介ごとを持ち込まないだろう&定員あつめに呼ばれたのだ。


実は小さいころから私には野望があった。

それは、王様に見初められて幸せに結婚することだ

簡単にいえば王族へ玉の輿なのだがそこまでの経緯で大切なのが意地悪で陰湿な側室達と後宮女バトルに他国もしくは自国でもいいのでイイ男たちが私に群がって失恋物語王様嫉妬物語の恋愛小説によくありそうな展開である。


はっきりいってめんどくさそう、うっかり死にそう、平凡が一番!なんていいだす人もいるが人生とは荒波なのだ

平凡が一番? 平凡な幸せな家庭? 危険のない安全な人生?


             糞食らえだ!!!


平凡やなんだかんだいいながら前世の記憶があったり王様に見初められたり高位貴族と結婚したり魔王がでてきたりありとあらゆる国、世界、地位の男たちが花に集るミツバチのように寄ってくるのはお気楽な恋物語の中だけで平凡にも異常にもなりきれないおマヌケな私には自分から表舞台へズカズカと踏み込んでいくしかないのだ。

というか前世の記憶があったり元の世界の発明品を持ち込んで褒められるとか!そんな芸当私できねぇよ!



というのが私の本音であり物語の主人公への嫉妬、生きてる意味も意義も無く脇役にすらなれない私の心だったのだったである。


目指せ、主人公になり玉の輿 

最悪な私を最高の私にするのだ!

アンチアンチな淑女ヒロインを軸に話をまわしていきたいと思います。

人間臭いヒロインにする予定なのでご注意を

最後はハッピーエンドで数話簡潔にする予定です

暗殺や権力争いよりも精神的な描写や恋愛描写を重視していきたいです。

ちょっとした一言でもはげみになるので感想おまちしています

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ