まずは…フレンドリーにだな…
朝。光が俺を包んでくれているゥゥ!!
・・・悲しい。
昨日から高校生活を始めた人ですどうも。
俺は富凪恵。
そりゃーもう普通の高校1年ですよ。
何も隠すことがないくらい平凡すぎて良くクラスの人に
「おまえ・・・つまんねぇな・・・なんかつまんねぇな・・・」
とかよく言われたくらいです。まぁ何とも悲しい!
あっこれは中学の時に言われたんですけど。
まぁ本来は結構いろんな話もできるし、話聞くのも好きだったんだけど・・・。
まぁ俺オタクなんで・・・。
いっいやね!?中学って言ったらそういうのに偏見がある年頃なわけで・・・。
まぁそのオタクに対する偏見で隔離生活みたいな素晴らしい生活にならないように必死に隠して来たわけです。
俺は・・・リア充になりたい!切実に!
すべてをオープンにした状態で…女の子と笑いながら…楽しい高校生活をだな・・・
卒業式にそんなことを思っていた。
というわけで
高校の入学式の日。
俺は完全に腐ってる妹(ああもちろんそういう意味です)晴にある宣言をした。
「俺はリア充になる!!!!!!!!!」
晴の反応は案外そっけなかった。
「へぇ…」
いや結構頑張った宣言したつもりだったんだが。
晴はそっけない返事の後に
「で?なれなかったらどうすんの?」
と。
流石にこれは少し考えてなかった。
まさかこんな返ししてくるとはおもわなんだ。
「えっいや別に何も?あくまで決意のつもりで…」
「へぇーんじゃリア充になれなかったらお兄ちゃんの部屋にあるエロゲ全部捨てていいよね?」
「おおう!…ハェ?今何て?ってかマジで?マジでか!!!!!???」
「…(にやり)」
くおおおおぅ…流石にそれはまずい。
いろいろと。
まぁこんな決意を述べたところでリア充の定義なんか俺が知るわけもなく。
俺は晴に聞いてみた。返しは予想できた。
「リア充の定義とはなんだろうか…」
「そんなのも知らないのにリア充になる宣言wwwwwwwww」
と草生やされながら爆笑された。
そしてその爆笑したあとにこう付け足した。
「まぁ私も深くは知らないわよ…。んーじゃ賭けましょ?」
「は?なにをだ?」
「リア充になれなかったら部屋にあるお兄ちゃんの努力|(笑)を全部捨てるわ。エロゲ、ラノベ。フィギュア。PCも捨てようか?」
「どうしてそうなる!?」
「だってなるんでしょ?しかも宣言したよね?リア充になるって。それでなれなかったらお兄ちゃんはwwwwwなんかもうwwwwどんまいって感じにwwww」
というよくわからない流れのまま…晴とある意味一世一代の勝負をすることになった。
ど う し て こ う な っ た